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GW明けに不登校が多くなるのはどうして?子どものSOSを見逃さないで

不登校

2024/04/30

GW明けに不登校になる子どもたちの数は年々増加しています。新学期が始まる4月は、新しい環境に早く慣れてまわりに適応しようと子どもたちは頑張ります。頑張りすぎた結果、5月のGWの連休で疲れが出て、緊張の糸が切れてしまうケースも。

お子さまが学校へ行けなくなると、保護者様は心配ですよね。GW明けに不登校になる子どもたちは、いったいどのような理由で学校に行けなくなるのでしょうか。この記事では、GW明けに子どもたちが不登校になる原因と対処法についてくわしく解説していきます。

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GW明けに不登校になる原因

GW明けに不登校になる原因

GW中は、新学期の緊張が和らぎ子どもたちは通常よりもリラックスした生活を送ります。休みの間にエネルギーを貯めて、GW明けも元気に活動する子どももいれば、心身の疲労が蓄積し息切れやエネルギー切れを感じてしまう子どもが少なくありません。

新学期が始まって新しい環境にうまく適応できなければ、GW明けは学校への不安感や勉強のプレッシャーなどで学校へ行くのを拒否してしまうケースもあります。ここでは、お子さまが学校へ行けなくなる原因にはどのようなものがあるのか解説します。

不登校の原因については、以下の記事でさらに詳しく解説していますので併せて参考にしてください。

不登校になる原因は?文科省の情報から増加の背景や対応法を解説!

①学校生活への適応の不安

4月から新学期がスタートし、GW明けは学校生活が本格的に始まる時期です。この時期に、学校生活へのストレスや不安を抱えるお子さまも少なくありません。友達がいなかったり授業についていけないなど、学校生活に慣れず学校へ行くのが苦痛になっているケースがあります

②学校の授業や課題の多さ

新学期が始まって1か月ほど経つと、授業についていけるのだろうかと不安になるお子さまもいます。また、GW中に出された課題の多さにプレッシャーを感じる場合もあるでしょう。勉強についていけない、テストで点数が取れない、宿題や提出物が間に合わないなど、学業面でストレスや不安を感じる場合、学校へ行きたくない気持ちになる場合があります

③友達関係の悩み

クラスメイトや先生との関係がうまくいっていない、いじめを受けている、友達がいないなど、人間関係に悩みがあると学校へは行きづらくなるものです。また、GW中に友達関係でトラブルがあって仲直りできていないと、休み明けに学校へ行く気になれないお子さまもいるでしょう。特に、思春期にいる子どもの友達関係は親が思う以上に複雑です。

GW明けに不登校になったら

GW明けに不登校になったら

GW明けに不登校になると、子どもの不安は大きくなり孤立感も押し寄せてきます。保護者様は、お子さまが家で安心できる環境をつくり、学校へ行かないことを責めたり原因を問い詰めたりしないように気をつけなければなりません。

お子さまの気持ちを理解して寄り添い、学校へ行こうとする意欲が出てくるまで急かさないようにしましょう。ここでは、休み明けに不登校になった場合の対応をお伝えします。

①学校に行きたくない理由を理解する

GW明けにお子さまが学校へ行けなくなったら、学校へ行かせようとするのではなく、いつもと違う様子がないかよく観察します。新学期になってからの学校での様子を担任の先生に確認するのもいいかもしれません。

学校以外の生活のなかでトラブルがあった可能性もあります。友達関係のトラブルは、お子さまの方から話したがらない場合もあるでしょう。無理に聞き出さず話してくれるタイミングを待ち、お子さまが学校に行きたくない気持ちへの共感が大切です。

お子さまが「学校に行きたくない」と言い出した時の対応法については、以下の記事でさらに詳しく解説していますので参考にしてくださ。

中学生が学校に行きたくないと言ったらどうする?行きたくない理由と親の対応法を解説

②無理をさせない

不登校になると、心身の健康状態が不安定になります。無理をさせてしまうとお子さまの心身にさらに負担をかけてしまうことになるでしょう。まずはゆっくり休ませて、子どものペースに合わせてゆっくりと動き出すことが大切です。

③相談機関に相談する

学校に行きたくない気持ちを受け止めたうえで、学校や教育委員会などの相談機関に相談しましょう。学校には、不登校の子どもを支援するための専門の教員やスクールカウンセラーが在籍しています。

また、教育委員会にも不登校の子どもと親を支援するための相談窓口があります。居住地域の教育相談センターなどに相談すれば、お子さまの状況から家庭でできることなどについてのアドバイスを受けられます相談する際には、具体的に以下の内容を伝えるとよいでしょう。

  • 不登校の時期や期間
  • 学校での出来事や家での様子など
  • 学校に行かなくなったきっかけや理由
  • 学校復帰に向けた希望や目標

教育相談センターでは、不登校のお子さま本人も面談ができます。

④不登校の専門家のサポートを受ける

不登校の専門家には、さまざまな資格や経験を持った方がいます。カウンセラー、心理士、精神科医など、資格の種類によって専門分野や対応できる内容が異なります。また、同じ資格でも、経験や実績によって得意分野が異なるケースもあるでしょう。

不登校には、さまざまな原因や背景があります。そのため、一律のサポートでは効果が上がらない場合も少なくありません。お子さまの性格や特性、不登校になった原因や背景などから、最適なサポートを提案してくれる専門家を選びましょう

また、不登校のサポートは、お子さま本人だけではなく、親や家族も含めての取り組みが重要です。家族が同じ認識でなければかえって不登校が悪化する可能性もあるでしょう。

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GW明けに不登校になった子どもへの接し方

GW明けに不登校になった子どもへの接し方

お子さまに学校に行きたい気持ちがあるのなら、復帰に向けてのサポートが必要です。また、学校へ戻る気持ちがないのなら、様子を見ながらフリースクールなどを探すのもいいでしょう。保護者様のアドバイスが逆効果になる場合もあるため、お子さまのペースに合わせた対応が大切です。

ここからは、GW明けに不登校になったお子さまへ保護者様ができる対処法を説明します。

①様子を観察する

お子さまが、いつもと違う様子でないかをよく観察しましょう。不登校になり始めのお子さまには、以下の様子が多くみられるので参考にしてください。

  • 元気や活気がなくなった
  • 表情が暗くなった
  • 食欲や睡眠の変化があった
  • 学校の勉強や宿題に取り組まなくなった
  • 学校や勉強について話したがらない
  • ネガティブな発言が増えた
  • ゲームやネットの使用時間が長くなった

ゲームに熱中する時間が長くなるのには理由があります。ゲーム依存については、以下の記事でくわしく解説しているので併せて読んでください。

不登校中にゲームを禁止にしたら逆効果?取り上げなくても大丈夫な理由を解説

②話を聴いてあげる

不登校の子どもは、学校に行けなかったり、人と関わるのが苦しかったり、さまざまな不安や悩みを抱えています。保護者様は、まずはお子さまの気持ちに寄り添って、発言を否定せずに話を最後まで聴くことが大切です。良かれと思うアドバイスは、逆効果になる場合もあるので気をつけてください。

無理やり学校に行かせようとしたりせず、お子さまが安心して自分の気持ちを話せる環境づくりを心がけましょう。お子さまの話を聴くときは、以下の点を意識してください。

  • お子さまの視点から物事を考えみる
  • お子さまの経験や価値観を尊重する
  • お子さまの気持ちを共感する

学校へ行けない気持ちを理解したうえで、お子さまのペースに合わせた対応が大切です。

③不安や悩みを解消してあげる

お子さまの悩みを解消するためには、保護者様や周囲の大人たちのサポートが欠かせません。お子さまの気持ちを理解し、環境を整えてあげると自分の力で悩みを解消できるようになるでしょう。具体的には以下の点に気をつけます。

  • 安心して過ごせる居場所を作る。
  • 自分の力でできることを増やす。
  • 目標を持てるようにサポートする。

お子さまの悩みが深刻な場合は、専門家への相談も検討しましょう。不登校の子どもの不安や悩みは、一朝一夕で解消するものではありません。お子さまの気持ちをしっかりと受け止め、寄り添い、サポートの継続が大切です。

④興味や関心に合った学びや活動を見つけてあげる

お子さまのエネルギーが貯まってきたら、興味や関心を持って活動できる場を見つけましょう。学校だけが学びの場所ではありません。外に出る意欲が出てきたら、フリースクールなどをお子様と一緒に検討してみてください。

まとめ

GW

この記事では、GW明けに不登校になる原因と対処法を解説しました。GW明けに不登校になる子どもたちの数は年々増加しています。学校へ行けなくなった子どもに対して、適切な対応をしなければ不登校が長引く可能性があるでしょう。
保護者様は、学校へ行けないお子さまを責めたり、無理に学校へ行かせようとしてはいけません。お子さまの視点から、お子さま自身の価値観を尊重して気持ちに共感してみてください。

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監修

サブスタ代表

森岡峻平

もりおか・しゅんぺい。株式会社lean earns代表取締役。学習アドバイザー、不登校カウンセラー。
2011年、家庭教師派遣事業を展開する教育系グループの営業責任者に就任し、3年間従事。2015年に教育ベンチャーを起業して以来、一貫して小・中学生向けICT教材の企画・開発に携わり、無学年式のオンライン学習教材「サブスタ」を開発。
また、昨今不登校生が増え続ける中、全国の通信制高校と連携し、サブスタを通じて出席扱い制度普及の活動を行っている。

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