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広島にあるフリースクール6選!1日の過ごし方や選ぶポイントを解説します

不登校

2024/05/01

年々、広島県の不登校の児童生徒の数は増加の傾向にあります。それにともない、学校以外の学びの場所であるフリースクールも増えてきました。

寄り添ったり共感したりしてくれる大人や、同じ悩みを共有できる仲間がいる場所は、不登校の子どもたちにとって大切な居場所になります。しかし、お子さまにとって安心できる場所を探そうと思っても、広島県にはどんなフリースクールがあるかわからず、お困りの保護者様もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では「フリースクールでは何をして過ごしているの?」「選ぶときのポイントは?」と疑問を持っている保護者様のために、広島県にあるフリースクールをご紹介します。

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広島にあるフリースクールの1日の過ごし方

広島にあるフリースクールの1日の過ごし方

フリースクールとは、何らかのきっかけがあって学校へ行けなくなったり、行かない選択をしたりする子どもたちが学校の代わりに過ごす場所です。NPO法人やボランティア団体、個人経営などによって運営されており、公的な教育機関ではありません。

ですので、文科省が定めている「学習指導要領」に沿ったカリキュラムはなく、子どもたちの主体性に合わせた学習が行われています。ここでは、フリースクールの1日の過ごし方を解説します。

フリースクールの問題点については、以下の記事で解説していますので参考にしてください。

フリースクールの問題点は?不登校児が後悔しないためにデメリットを調査!

①登校時間

登校時間は決まっておらず、始業時間も遅めです。9:30〜10:00の間に登校する子どもたちもいれば、お昼前に登校する子どももいます。それぞれの体調や生活リズムに合わせているので、決まった登校時間もなければ遅刻という概念もありません

②お昼ご飯

フリースクールの多くは、給食がありません。お昼ご飯にお弁当を持参したり、買いに出かけたりとさまざまです。また、フリースクールで子どもたちとスタッフが一緒にお昼ご飯を作る場合もあります。

お昼ご飯を作るのは、受験勉強などに直接役立つものではありません。しかし、料理を通して子どもたちの好奇心や自立心は育まれるでしょう。

③カリキュラム

本来、学校教育の場には「学習指導要領」があり、ある程度均一な学力を保てるように国がカリキュラムを編成しています。しかし、フリースクールは、子どもたちの要望を聞いて、独自のカリキュラムを作成しているところが多く、学力の維持は重視していません。

「何を学ぶか」「何をするか」をスタッフと相談しながら自分たちで決めて、時間割を作ります。また、決まった時間割から自分が学びたい授業に参加する形式にしているスクールもあります。体験学習などが多いのもフリースクールの特徴といえるでしょう。

広島にあるフリースクールを選ぶポイント

広島にあるフリースクールを選ぶポイント

フリースクールといっても、それぞれ特徴があり、その方針や活動はさまざまです。学習のサポートを専門にして復学を目指すスクールもあれば、子どもたちが自分の進む道を自ら選択できるようにサポートしているスクールもあります。

では、数ある広島県のフリースクールのなかから、どうやって選べばいいのでしょうか。ここでは、お子さまに合ったフリースクールを選ぶときのポイントをお伝えします。

フリースクールの費用については、以下の記事でくわしく解説していますので参考にしてください。

フリースクールの費用は高い?補助金の現状について詳しく解説します

ポイント①:資料請求

まず、自宅から通えそうな範囲にあるフリースクールを調べます。フリースクールのホームページを見れば、スクールの理念や特徴などほとんどの情報がわかるでしょう。しかし、入会金や、授業料などはホームページに掲載されていない場合もあります。

以下の項目以外にも、あいまいな部分や、知りたい情報がなければ問い合わせして確認しましょう。

  • 不登校専門スタッフの有無
  • 1日のスケジュール
  • 年間を通してどのようなイベントがあるか
  • 地域の学校と連携しているか(出席扱い制度が利用できるか)

気になるフリースクールが見つかれば、電話で問い合わせたり資料請求したりして、特徴などを比較してください。

ポイント②:面談

ホームページで調べたり資料請求したりして、気になるフリースクールを選んだら、次はスクールのスタッフと面談します。オンラインで行う面談よりも、直接訪問してスタッフと話をする方をおすすめします。

なぜなら、スクール内の施設や子どもたちの様子を保護者様自身の目で確認できるからです。

フリースクールの雰囲気がお子さまに合っているかを見るのはもちろん、スタッフが子どもたちに対して、どのように接しているかは確認しておきたいポイントです。

ポイント③:体験

フリースクールを選ぶときに最も重要なのは、お子さま自身が行きたいと思うかどうかです。「お子さまにとって安心安全と思える場所か」「楽しく前向きに過ごせそうか」などを見極めなければなりません。

そのためには、お子さまがフリースクールでの過ごし方を体験して決めるのが望ましいでしょう。

ホームページやパンフレットを見ていても、実際に体験すると見方が変わる場合もあります。ぜひ、お子さまにフリースクールの体験入学を提案してください。

ポイント④:お子さまの気持ち

面談や体験入学をして、お子さまに合ったフリースクールを見つけても、行くか行かないかを決めるのはお子さまです。保護者様がお子さまの気持ちや行動をコントロールしないように気をつけましょう。元気な様子であっても、まだ外に出るエネルギーは貯まっていないかもしれません。

保護者様は、お子さまの不登校の期間が長ければ長いほど不安になるものです。しかし、学校へ行かないからといってフリースクールへ行かせるのは見当違いです。お子さまの気持ちに寄り添って、自ら動き出したときに最善のサポートをするように心がけてください

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広島のフリースクール6選!

広島のフリースクール6選!

児童生徒が主体の教育が特徴であるフリースクールは、新しい学びの場所として注目されています。不登校のお子さまだけでなく、学校が辛い場所になっているお子さまがいるご家庭でも、フリースクールに興味を持つ保護者様は多いのではないでしょうか。

ここからは、フリースクールに関心のある保護者様のために、広島県にあるフリースクールを厳選してご紹介します。ぜひ参考にして、見学などを検討してください。

①フリースクール木のねっこ

フリースクール木のねっこ

木のねっこは、食育、農、自然体験やアートなど、本人の興味関心に沿った学びを支援するフリースクールです。お子さまたちが自分の力で育ち、個性豊かに自己表現していくことをお手伝いします。

電話0829-78-1904
住所広島県廿日市市上平良233-2
地図
対象小中高生
費用平日コース(月額) 33,000円
単発コース(月払) 44,000円
単発コース(日払) 4,000円
入学金 15,000円
施設利用料(年間) 5,000円
HPhttps://kinonekko.info/

②次世代フリースクールNoa(ノア)

次世代フリースクールNoa(ノア)

Noaは、不登校のお子さまたちを対象に、学習・就労準備・居場所支援を行っているフリースクールです。バーチャルキャンパスがあり、オンライン上で徐々に登校に慣れていくことができるのも魅力の1つです。

電話0829-30-7187
住所広島県廿日市市串戸4丁目10−37
地図
対象小中学生
費用利用料 1回 1,000円(きょうだい割引20%オフ)
スタディサプリ(オプション) 2,400円
HPhttps://freeschool-noa.com/

③プロローグ

プロローグ

プロローグは、お子さまの状態に合わせたさまざまなタイプの支援が可能なフリースクールです。外出が難しい状態からでも、スモールステップで学校復帰を目指します。お子さまだけでなく、保護者様のカウンセリングも実施。

電話082-843-3072
住所紙屋町コミュニティ:広島県広島市中区紙屋町1-4-1-3F
高陽コミュニティ:広島県広島市安佐北区口田4丁目1-1
地図【紙屋町コミュニティ】


【高陽コミュニティ】
対象小中高生
費用カウンセリング来室 1回 5,000円
家庭訪問 1回 10,000円+交通費

【ホームスクール 1回2時間】
週1回コース 50,000円/月+遠隔地の方は交通費
月2回コース 30,000円/月+遠隔地の方は交通費
月1回コース 20,000円/月+遠隔地の方は交通費

【高校卒業資格取得サポートコース】
入学金 50,000円
週5日 35,000円/月
週2日 18,000円/月

【小中学生フリーコース】
入学金 30,000円
週5日 33,000円/月
週2日 28,000円/月
土曜日のみ 15,000円/月
HPhttps://www.prologue-npo.jp/

④おるたの家 安佐ルーム

おるたの家 安佐ルーム

おるたの家は、通信制高校のKG高等学院のキャンパスに併設のフリースクールです。主体的な学びや仲間との協調をサポートし、自分たちに合ったフリースクールを自分たちで作っていくことを目標としています。

電話0120-768-758(080-3464-3811)
住所広島県広島市安佐南区緑井2丁目21-23 ミドリビル201
地図
対象小中高生
費用HPにて問い合わせ
HPhttps://orutaoyama.amebaownd.com/

⑤鹿の子クラブ 中学生コース 呉キャンパス

鹿の子クラブ 中学生コース 呉キャンパス

鹿の子クラブは、集団行動が苦手だったり学習についていけなかったりと、中学校生活になじめない生徒様が、自分のペースで通える場所になっています。中学卒業後は、連携している通信制高校への進学が可能です。

電話0823-22-7352
住所広島県呉市西中央1-6-2 西村ビル5F
地図
対象中学生
費用HPにて問い合わせ
HPhttps://www.kg-school.net/

⑥スイス村

スイス村

スイス村は、全寮制のフリースクールです。大自然の中で農業、スポーツ、ボランティア活動などを経験し、生きる力を身につけることを目的としています。規則正しい共同生活を送れることも強みです。

電話0824-87-2808
住所広島県庄原市口和町宮内285
地図
対象小中高生
費用長期受け入れ入学時/年度初頭 10,000円
生活費・施設利用料(月額) 150,000円
短期受け入れ
・日帰り 1日 3,000円
・泊まり 1日 5,000円
※資格試験費・通信制高校授業料・特別プログラム費別
HPhttps://suisu-mura.jp/

広島のフリースクールに通えないときは?

広島のフリースクールに通えないときは?

ここまで、広島県のフリースクールを厳選してご紹介しました。フリースクールは、自宅からのアクセスや費用面の問題などを考えると、利用が難しいと感じるお子さまや保護者様も多いのではないでしょうか。

しかし、フリースクールに通えなくても、近年は自宅で学習できるオンライン教材も充実して、お子さまが学習するための選択肢の幅は広がっています。

また、フリースクールと同等のメリットとして、不登校のお子さま向けに出席扱いの制度があるサービスも利用できます。自宅でのオンライン学習は、勉強の後れを取り戻したり出席日数を確保したり不登校のお子さまと保護者様にとって安心できるサービスといえるでしょう。

小・中学生を対象としたサブスタもその一つで、不登校のお子さまも安心して利用できます。自宅学習であれば、通学距離などを気にする必要もありません。また、多くの場合、フリースクールを利用するよりもコストはかかりません。不登校=フリースクールと決めつけるのではなく、さまざまな選択肢を探ってみるのもいいでしょう。

まとめ

広島県

年々、不登校の児童生徒の数が増えるなか、広島県にもフリースクールが少しずつ増えてきています。この記事では、フリースクールの概要をお伝えし、広島県にあるフリースクールをいくつか紹介しました。

広島県のフリースクールの特徴はさまざまで、学校復帰を目標にしているところもあれば、体験学習を多く取り入れているところもあります。ぜひ、1歩踏み出そうとするお子さまと一緒に、お子さまに合ったフリースクールを探してください。

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監修

サブスタ代表

森岡峻平

もりおか・しゅんぺい。株式会社lean earns代表取締役。学習アドバイザー、不登校カウンセラー。
2011年、家庭教師派遣事業を展開する教育系グループの営業責任者に就任し、3年間従事。2015年に教育ベンチャーを起業して以来、一貫して小・中学生向けICT教材の企画・開発に携わり、無学年式のオンライン学習教材「サブスタ」を開発。
また、昨今不登校生が増え続ける中、全国の通信制高校と連携し、サブスタを通じて出席扱い制度普及の活動を行っている。

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