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通信制高校「やめとけ」は本当?メリットとデメリットを徹底解説!

不登校

2024/01/10

通信制高校への進学を考えていても「やめとけ」といわれたら不安になりますよね。「やめとけ」といわれる理由は、大学進学が難しいなどの固定観念があるからかもしれません。では、本当に通信制高校への進学はやめておいたほうがいいのでしょうか。

ここでは、通信制高校は「やめとけ」といわれて進学に迷っている方のために、通信制高校のメリットとデメリットを徹底解説します。また、親の気持ちについても触れていますので、ぜひ参考にしてください。

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通信制高校とは

通信制高校とは

通信制高校とは「通信による教育課程がある高校」です。基本的に登校する必要はなく、パソコン通信などを活用して単位を取得します。主に自宅学習で高校卒業の資格を得られる学校で、不登校だったり学校が苦手だったりする生徒が進学する学校のイメージがあるかもしれません。

しかし、自分のペースで勉強を進められる特徴もあり、積極的に通信制高校を選択する生徒もいます。ここでは、通信制高校について詳しく説明します。

概要

文部科学省は、高等学校通信制課程の概要を次のように説明しています。

・勤労青年に高等学校教育の機会を提供するもとして戦後に制度化され、教室授業を中心とする全日制課程・定時制課程とは異なり、通信手段を主体とし、生徒が自宅等で個別に自学自習することとして、添削指導・面接指導・試験の方法により教育を実施している。また、これらに加えて多様なメディアを利用した指導を行うことができる。

・近年では、学習時間や時期、方法等を自ら選択して自分のペースで学ぶことができる通信教育ならではの特長を生かして、勤労青年のみならず、スタートラインも目指すゴールも異なる多様な生徒に対して教育機会を提供している。

引用:高等学校通信教育の現状について

このような通信課程を置く高等学校は、令和2年の時点で257校(全体の4.6%)あります。

全日制高校との違い

通信制高校と全日制高校の大きな違いは、以下の表の通りです。

通信制高校全日制高校
入学試験書類選考や面接のみが多い5教科(公立)または3教科(私立)が一般的で、面接や作文を実施する学校もあり
入学時期年2回設けている学校もある4月
通学年数回のスクーリングで単位修得が可能週5〜6日が一般的
定期テスト単位認定試験がある試験の点数と平常点を合わせて成績がつけられる

全日制高校は、学年制です。登校して授業と定期テストを受けて卒業できます。一方、通信制高校は単位制です。レポート、スクーリング、テストを経て単位を取得します。

通信制高校については、以下の記事でさらに詳しく解説していますので参考にしてください。

通信制高校ってどんな感じの高校?どんな人が行くのかや全日制高校との違いを解説!

通信制高校は「やめとけ」と言われる3つの理由

通信制高校は「やめとけ」と言われる3つの理由

通信制高校への進学を検討するとき、まわりから「やめとけ」といわれるケースがあります。前述の通り、全日制高校との大きな違いを見ても「やめとけ」といわれるほどのネガティブな要素は見当たらないのに、どうして「やめとけ」といわれるのでしょうか。

ここからは、通信制高校が「やめとけ」といわれる理由を解説します。

理由①:大学進学率が低いから

文部科学省の「高等学校通信教育の現状について」の調査結果を見ると、通信制高校を卒業してから大学進学した割合は17.6%と低く、全日制高校を卒業してから大学進学した割合の3分の1以下です。この結果からもわかるように、通信制高校から大学進学を検討する場合は不利な環境といえるでしょう。

通信制高校は、大学進学を検討する場合は勉強量不足になる可能性があります。基本的には在宅学習になり、通信制高校のカリキュラムだけでは大学受験が厳しいかもしれません。しかし、通信制高校の中には、予備校との提携や受験に向けて学力やメンタル面のサポートを手厚くしている学校もあります。

インターネットの普及や私立の通信制高校が増加している影響もあり、学びの選択肢は多様化しているのがわかります。

参考:高等学校通信教育の現状について

理由②:学費が高いから

通信制高校には公立と私立があり、各学校によって費用は異なります。私立の通信制高校を選択すると、どうしても学費は高くなるでしょう。基本的に学費としてかかる費用は以下の通りです。

  • 入学金→入学時に支払う費用
  • 授業料→単位を取得するための授業にかかる費用
  • 施設量→学校が提供しているシステム費用など
  • 通信費→インターネットなどの通信費用
  • 諸費用→参考書など
  • 参加費→レクリエーションや修学旅行などのイベントに参加するときの費用

学校のサポート体制によって費用は大きく変わります。プログラミングや進学サポートなど何かに特化して学校を検討する場合は、オプションの費用が大きく変わる可能性があるでしょう。

理由③:単なる偏見

通信制高校への進学を「やめとけ」といわれる大きな理由は、単なる偏見である場合が大きいでしょう。なぜなら、不登校の生徒や学校が苦手な生徒が進学するイメージが定着しているからです。また、多くの方は全日制の高校が普通の高校という概念をもっているため、通信制高校への進学に対する理解が低いのかもしれません。

以前の通信制高校は、仕事に必要な基礎学力を学び高校卒業資格を取得するのが目的で、進学よりも就職を選択する生徒が多かったようです。しかし、近年では生き方も多様化されてきています。

専門分野の知識やスキルを身につけて就職する選択もあれば、自分のペースで勉強を進めて大学進学を選択する生徒もいるでしょう。

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通信制高校のメリット

通信制高校のメリット

通信制高校は、全日制や定時制とは異なる部分が多いものの、通信制高校ならではのメリットがあります。通信制高校へ進学する生徒たちは、どういった部分にメリットを感じているのでしょうか。ここでは、通信制高校へ進学するメリットをお伝えします。

メリット①:自分のペースで勉強できる

通信制高校の大きなメリットの1つとして挙げられるのは、自分のペースで勉強できる点です。全日制の高校と比べると、自分の時間が多く取れる環境です。

スポーツをきわめている生徒や芸能活動している生徒にとっては、勉強と両立しながら高校卒業資格の取得が可能でしょう。

また、不登校だったり闘病中だったりしても、基本は自宅学習なので体調にあわせて勉強を進められます。さまざまな事情があって毎日登校できない生徒にとっては、通信制高校への進学は最適な選択といえます。

メリット②:サポートが厚い

通信制高校は、さまざまなライフスタイルを持つ生徒たちが通っています。いじめや不登校で通信制高校を選択する生徒もいるでしょう。また、事情があって高校を卒業できなかった方が学び直しをして高校卒業資格を取得するケースもあります。

卒業までの学習プランをオーダーメイドで設計できる学校もあり、全日制高校にはない手厚いサポートがあります。

さまざまな事情を抱えていても、生徒が安心して高校生活を送れる環境を整えているのが通信制高校のメリッといえるでしょう。相談に乗ってもらえるカウンセラーがいたり、就職に有利な資格を取得できたりなどのサポート体制が整っている学校もあります。

メリット③:人付き合いが少ない

通信制高校は、毎日登校する必要はありません。全日制高校に比べるとクラスメイトや先生と関わる時間が少ないので、人間関係で辛い思いをした生徒にとっては過ごしやすい環境といえます。保護者様は、人との関わりが少ないのはデメリットのように感じるかもしれません。

しかし、通信制高校は自分の時間を多く持てる環境なので、学校以外の活動を通じて人間関係を広げられるのは、逆にメリットといえるのではないでしょうか。

メリット④:編入・転入しやすい

通信制高校の特徴として、入学試験が全日制高校に比べて難しくない点が挙げられます。科目試験を設けていない学校が多くあり、小論文と面接で合否を決める学校がほとんどです。思っていた高校と違ったり、人間関係がうまく行かなかったりで退学した場合でも、通信制高校に編入・転入すれば高校卒業を目指すことが可能です。

現在の学校を退学してから通信制高校に編入するよりも、退学しないで転入する方が取得した単位は無駄になりません。退学を考えている方は、まず通信制高校に相談するのをおすすめします。

通信制高校の面接については、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

通信制高校の面接で聞かれることは?入試のポイントやマナーについて徹底解説!

通信制高校のデメリット

通信制高校のデメリット

通信制高校への進学や転入を考えていても、まわりから「やめとけ」といわれるとデメリットが多いのではないかと気になりますよね。確かに、通信制高校への進学はメリットばかりではありません。しかし、デメリットであったとしても対策はあります。ここでは通信制高校のデメリットと対策について解説します。

デメリット①:自分で勉強を進める必要がある

通信制高校の授業やテストは、全日制に比べると比較的易しいといわれています。大学受験を検討する場合は、自分で勉強を進めていかなければなりません。場合によっては塾に通うなどの対策を考えなければならないでしょう。

しかし、大学受験をサポートしている通信制高校もあります。高校進学時に大学受験の可能性もあるならば、受験のサポートが整っている通信制高校を選択すれば塾に通う必要はありません。

通信制高校のサポート校については以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

通信制高校とサポート校の違いは何?それぞれのメリットや相違点を解説します!

デメリット②:生活リズムが崩れやすい

週5〜6日登校する全日制の高校に比べて、通信制高校は毎日登校する必要はありません。そのため、曜日の感覚がなくなりやすい傾向にあります。自分のペースで勉強できるのがメリットではあるものの、自分の都合にあわせて生活できるので、夜更かししたり昼夜逆転になりやすかったりします。

生活リズムが崩れたままでも卒業は可能です。しかし、大学進学や就職を考えると卒業後の環境に適応できるようにしなければならないでしょう。通信制高校でも「通学コース」を選択すれば、生活リズムは維持できるのではないでしょうか。

デメリット③:友達を作る機会がない

人付き合いが少ないのをメリットとして挙げましたが、高校では積極的に友達を作りたいと考えている場合はデメリットです。なぜなら、通信制高校は基本的には毎日登校する必要がなく、学年という概念がないので生徒同士の関係は希薄になりがちだからです。

しかし、私立の通信制高校では部活動が活発な学校もあります。友達ができやすい環境に自分から入っていけば友達は作れるでしょう。

通信制高校に通う子どもの親の気持ち

通信制高校に通う子どもの親の気持ち

前述の通り、通信制高校への進学を「やめとけ」といわれる理由はいくつかあります。通信制高校へ進学する本人が納得していれば、まわりの意見を気にする必要はありません。しかし、自分が通信制高校への進学を決めたとき、親はどのような気持ちでいるのか気になる方もいるのではないでしょうか。

ここでは、通信制高校に通う子どもの親の気持ちについて説明します

全日制高校に未練がある

小中学校で不登校を経験したとしても、心機一転して高校進学に向けて前向きな姿勢でいるお子さまの様子をみると、保護者様は期待してしまうものです。不登校から脱出して元気に登校する姿をイメージしている保護者様ほど、全日制高校に通って欲しいと思うかもしれません。

保護者様に「通信制高校は、不登校の生徒や学校が苦手な生徒が進学する高校」のイメージが強くあれば、前向きに捉えるのが難しいでしょう。

世間体が気になる

通信制高校に対しての偏見があれば、世間体が気になるのは仕方がないのかもしれません。しかし、現在の通信制高校についての知識が深くなれば偏見もなくなるのではないでしょうか。自分らしい学校生活を送るために積極的に通信制高校を選択する生徒も増えています。

何らかの事情があって通信制高校を選択する場合であっても、ネガティブな事情ばかりではありません。学校へ直接行ってみたり、進学先や就職先がわかったりすると親の通信制高校に対するイメージは変わる場合もあります。

通信制高校への進学を親から反対されている場合は、イメージを変えるためにもしっかり話し合ってみてはどうでしょうか。

子どもの可能性を信じている

通信制高校への進学に対して、親はネガティブな感情ばかりを持っているわけではありません。子どもの可能性を信じて、自ら選択した学校への進学を心から応援する保護者様もいます。小中学校で不登校だった場合は、高校進学に前向きで自ら動き出した1歩を一緒に喜んでくれるのではないでしょうか。

通信制高校であっても全日制高校であっても、何より進学する本人が前向きであれば問題ありません。日常の親子のコミュニケーションが良好であれば、進学先に対しても理解を示し応援してくれるでしょう。

まとめ

通信制高校に通う女の子

この記事では、通信制高校への進学を「やめとけ」といわれる理由について解説しました。まわりから「やめとけ」といわれる理由は、通信制高校に対するネガティブなイメージがあるからにほかなりません。通信制高校は、自分のペースで勉強ができたりサポート体制が整っていたりなどのメリットがあります。

自分らしい高校生活を送るために、積極的に通信制高校を選択する生徒もいます。「やめとけ」といわれて進学に迷った場合は、メリットやデメリットから自分のライフスタイルに通信制高校があっているのか検討してください。

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監修

サブスタ代表

森岡峻平

もりおか・しゅんぺい。株式会社lean earns代表取締役。学習アドバイザー、不登校カウンセラー。
2011年、家庭教師派遣事業を展開する教育系グループの営業責任者に就任し、3年間従事。2015年に教育ベンチャーを起業して以来、一貫して小・中学生向けICT教材の企画・開発に携わり、無学年式のオンライン学習教材「サブスタ」を開発。
また、昨今不登校生が増え続ける中、全国の通信制高校と連携し、サブスタを通じて出席扱い制度普及の活動を行っている。

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