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秋田にあるフリースクール6選!1日の過ごし方や選ぶポイントを解説します

年々、秋田県の不登校の児童生徒の数は増加の傾向にあります。それにともない、学校以外の学びの場所であるフリースクールも増えてきました。

寄り添ったり共感したりしてくれる大人や、同じ悩みを共有できる仲間がいる場所は、不登校の子どもたちにとって大切な居場所になります。しかし、お子さまにとって安心できる場所を探そうと思っても、秋田県にはどんなフリースクールがあるかわからず、お困りの保護者様もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では「フリースクールでは何をして過ごしているの?」「選ぶときのポイントは?」と疑問を持っている保護者様のために、秋田県にあるフリースクールをご紹介します。

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秋田にあるフリースクールの1日の過ごし方

秋田にあるフリースクールの1日の過ごし方

フリースクールとは、何らかのきっかけがあって学校へ行けなくなったり、行かない選択をしたりする子どもたちが学校の代わりに過ごす場所です。NPO法人やボランティア団体、個人経営などによって運営されており、公的な教育機関ではありません。

ですので、文科省が定めている「学習指導要領」に沿ったカリキュラムはなく、子どもたちの主体性に合わせた学習が行われています。ここでは、フリースクールの1日の過ごし方を解説します。

フリースクールについては、以下の記事でも簡単に解説していますので併せて参考にしてください。

フリースクールとは?学校以外の学びの場をわかりやすく簡単に解説します!

①登校時間

登校時間は決まっておらず、始業時間も遅めです。9:30〜10:00の間に登校する子どもたちもいれば、お昼前に登校する子どももいます。それぞれの体調や生活リズムに合わせているので、決まった登校時間もなければ遅刻という概念もありません

②お昼ご飯

フリースクールの多くは、給食がありません。お昼ご飯にお弁当を持参したり、買いに出かけたりとさまざまです。また、フリースクールで子どもたちとスタッフが一緒にお昼ご飯を作る場合もあります。

お昼ご飯を作るのは、受験勉強などに直接役立つものではありません。しかし、料理を通して子どもたちの好奇心や自立心は育まれるでしょう。

③カリキュラム

本来、学校教育の場には「学習指導要領」があり、ある程度均一な学力を保てるように国がカリキュラムを編成しています。しかし、フリースクールは、子どもたちの要望を聞いて、独自のカリキュラムを作成しているところが多く、学力の維持は重視していません。

「何を学ぶか」「何をするか」をスタッフと相談しながら自分たちで決めて、時間割を作ります。また、決まった時間割から自分が学びたい授業に参加する形式にしているスクールもあります。体験学習などが多いのもフリースクールの特徴といえるでしょう。

秋田にあるフリースクールを選ぶポイント

秋田にあるフリースクールを選ぶポイント

フリースクールといっても、それぞれ特徴があり、その方針や活動はさまざまです。学習のサポートを専門にして復学を目指すスクールもあれば、子どもたちが自分の進む道を自ら選択できるようにサポートしているスクールもあります。

では、数ある秋田県のフリースクールのなかから、どうやって選べばいいのでしょうか。ここでは、お子さまに合ったフリースクールを選ぶときのポイントをお伝えします。

フリースクールの費用については、以下の記事でくわしく解説していますので参考にしてください。

フリースクールの費用は高い?補助金の現状について詳しく解説します

ポイント①:資料請求

まず、自宅から通えそうな範囲にあるフリースクールを調べます。フリースクールのホームページを見れば、スクールの理念や特徴などほとんどの情報がわかるでしょう。しかし、入会金や、授業料などはホームページに掲載されていない場合もあります。

以下の項目以外にも、あいまいな部分や、知りたい情報がなければ問い合わせして確認しましょう。

  • 不登校専門スタッフの有無
  • 1日のスケジュール
  • 年間を通してどのようなイベントがあるか
  • 地域の学校と連携しているか(出席扱い制度が利用できるか)

気になるフリースクールが見つかれば、電話で問い合わせたり資料請求したりして、特徴などを比較してください。

ポイント②:面談

ホームページで調べたり資料請求したりして、気になるフリースクールを選んだら、次はスクールのスタッフと面談します。オンラインで行う面談よりも、直接訪問してスタッフと話をする方をおすすめします。

なぜなら、スクール内の施設や子どもたちの様子を保護者様自身の目で確認できるからです。

フリースクールの雰囲気がお子さまに合っているかを見るのはもちろん、スタッフが子どもたちに対して、どのように接しているかは確認しておきたいポイントです。

ポイント③:体験

フリースクールを選ぶときに最も重要なのは、お子さま自身が行きたいと思うかどうかです。「お子さまにとって安心安全と思える場所か」「楽しく前向きに過ごせそうか」などを見極めなければなりません。

そのためには、お子さまがフリースクールでの過ごし方を体験して決めるのが望ましいでしょう。

ホームページやパンフレットを見ていても、実際に体験すると見方が変わる場合もあります。ぜひ、お子さまにフリースクールの体験入学を提案してください。

ポイント④:お子さまの気持ち

面談や体験入学をして、お子さまに合ったフリースクールを見つけても、行くか行かないかを決めるのはお子さまです。保護者様がお子さまの気持ちや行動をコントロールしないように気をつけましょう。元気な様子であっても、まだ外に出るエネルギーは貯まっていないかもしれません。

保護者様は、お子さまの不登校の期間が長ければ長いほど不安になるものです。しかし、学校へ行かないからといってフリースクールへ行かせるのは見当違いです。お子さまの気持ちに寄り添って、自ら動き出したときに最善のサポートをするように心がけてください

フリースクールの問題点については以下の記事でも詳しく解説していますので参考にしてください。

フリースクールの問題点は?不登校児が後悔しないためにデメリットを調査!

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秋田のフリースクール6選!

秋田のフリースクール6選!

児童生徒が主体の教育が特徴であるフリースクールは、新しい学びの場所として注目されています。不登校のお子さまだけでなく、学校が辛い場所になっているお子さまがいるご家庭でも、フリースクールに興味を持つ保護者様は多いのではないでしょうか。

ここからは、フリースクールに関心のある保護者様のために、秋田県にあるフリースクールを厳選してご紹介します。ぜひ参考にして、見学などを検討してください。

①第一学院 中等部 秋田キャンパス

第一学院中等部では、不登校の生徒様や学習・進学に不安を抱える生徒様を対象に、安心できる居場所を提供しながら、一人一人に寄り添った学習支援を行っています。ICTを活用したサポートが特徴です。

第一学院 中等部 秋田キャンパス
電話018-835-9038
住所秋田県秋田市広面字屋敷田301
地図
対象中学生
費用HPにて問い合わせ
HPhttps://www.daiichigakuin-jr.jp/

②スペース・イオ

スペース・イオ

スペース・イオでは、学校へ行きたくても行けない児童・生徒様を対象に、心の居場所を提供しています。施設内での学習や集団適応支援、在宅でのIT活用による学習支援のほか、臨床心理士によるカウンセリングも可能です。

電話018-834-0537
住所秋田県秋田市中通2丁目1番51号
地図
対象小中学生・中学校の卒業生(高校未受験)
費用保護者会費 500円/月
IT学習利用 1,100円/月
HPhttp://www.meitoku-h.akita-pref.ed.jp/

③フリースクールKOU

フリースクールKOU

フリースクールKOUは、誰でも自由に利用できる居場所です。セミナー開催やパソコンスキル向上の支援を週2日程度行っています。若者サポートステーションと合同のため、幅広い年齢層で活動しているのが特徴です。

電話018-853-4367
住所秋田県秋田市外旭川八幡田2丁目1番6号
地図
対象小中高生・大人
費用無料
HPhttps://npokou.org/

④フリースクール・フレスク

フリースクール・フレスク

フリースクール・フレスクは、自分のペースで好きなことを学べる居場所です。ボランティアスタッフが見守る中、じっくり自習に取り組んだり、創作活動をしたりして過ごすことができます。

また、心理カウンセラー・ひきこもり支援相談士の有資格が在中し、昼食も提供しております。

電話0185-88-8400(&FAX)
090-9032-8206(担当者直通)
住所秋田県能代市落合下大野1-35
地図
対象小中高学生
費用通所コース 1日 1,500円(月上限は25,000円)
訪問コース 1時間 2,500円(10km超える場合は別途交通費1,000円)
HPhttps://peraichi.com/

⑤ステップひろば

ステップひろば

ステップひろばは、不登校や行き渋りのあるお子さまが、1歩ずつステップを踏みながら成長していける場所です。お子さまの状態に合わせたステッププランを作るので安心。対面が難しい場合は、LINE交流から始められるのも魅力です。

電話018-888-3848
住所秋田県秋田市大町1丁目2-7 サンパティオ内
地図
対象小中学生
費用事前相談 無料
ステップ1 1回 1,000円
ステップ2~4 1回 1,500円
HPhttps://sunpatio-step.com/

⑥あきたリフレッシュ学園

あきたリフレッシュ学園

あきたリフレッシュ学園は、学校生活の悩みで心が疲れているお子さまたちを支える場所です。大自然の中で行うさまざまな体験活動を通して、心と体の充足を図っています。北秋田市教育委員会の事業です。

電話0186-78-4180
住所秋田県北秋田市鎌沢字石渕44
地図
対象小中学生
費用HPにて問い合わせ
HPhttp://www.kumagera.ne.jp/

秋田のフリースクールに通えないときは?

秋田のフリースクールに通えないときは?

ここまで、秋田県のフリースクールを厳選してご紹介しました。フリースクールは、自宅からのアクセスや費用面の問題などを考えると、利用が難しいと感じるお子さまや保護者様も多いのではないでしょうか。

しかし、フリースクールに通えなくても、近年は自宅で学習できるオンライン教材も充実して、お子さまが学習するための選択肢の幅は広がっています。

また、フリースクールと同等のメリットとして、不登校のお子さま向けに出席扱いの制度があるサービスも利用できます。自宅でのオンライン学習は、勉強の後れを取り戻したり出席日数を確保したり不登校のお子さまと保護者様にとって安心できるサービスといえるでしょう。

小・中学生を対象としたサブスタもその一つで、不登校のお子さまも安心して利用できます。自宅学習であれば、通学距離などを気にする必要もありません。また、多くの場合、フリースクールを利用するよりもコストはかかりません。不登校=フリースクールと決めつけるのではなく、さまざまな選択肢を探ってみるのもいいでしょう。

まとめ

秋田県

年々、不登校の児童生徒の数が増えるなか、秋田県にもフリースクールが少しずつ増えてきています。この記事では、フリースクールの概要をお伝えし、秋田県にあるフリースクールをいくつか紹介しました。

秋田県のフリースクールの特徴はさまざまで、学校復帰を目標にしているところもあれば、体験学習を多く取り入れているところもあります。ぜひ、1歩踏み出そうとするお子さまと一緒に、お子さまに合ったフリースクールを探してください。

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監修

サブスタ代表

森岡峻平

もりおか・しゅんぺい。株式会社lean earns代表取締役。学習アドバイザー、不登校カウンセラー。
2011年、家庭教師派遣事業を展開する教育系グループの営業責任者に就任し、3年間従事。2015年に教育ベンチャーを起業して以来、一貫して小・中学生向けICT教材の企画・開発に携わり、無学年式のオンライン学習教材「サブスタ」を開発。
また、昨今不登校生が増え続ける中、全国の通信制高校と連携し、サブスタを通じて出席扱い制度普及の活動を行っている。

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