学習コラム
正しく学ぶ方法や成績の伸ばし方、
不登校に悩まれている方のための
情報を発信しています。
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不登校中は運動不足になりやすく、なかなか改善が難しいものですよね。
しかし、運動不足がお子さまに及ぼす影響を甘く見ることはできません。まずは自宅でできる運動で体力を養っていけることが理想です。
そこで今回は、不登校中の運動不足解消法や体力作りについて、ストレッチをはじめとした具体的な方法をお伝えします。
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もくじ
不登校中の運動不足は「なんとなく体に悪そう」と感じていても、具体的にどのような悪影響があるのか、詳しく知らない方は多いのではないでしょうか。
ここでは、運動不足が引き起こす問題や心身の変化についてご紹介します。
不登校中の運動不足は、お子さまの肥満に繋がります。大人も運動不足だと肥満になりやすいものですが、代謝のよいお子さまであってもこれは同様です。
肥満は、お子さまの内臓をはじめとした体の不調に影響を与えるだけでなく、お子さまの心にも悪影響を及ぼします。特に思春期は、自分の見た目にこだわりを持ったり神経質になったりするお子さまが多い時期ですし、肥満によって自分に自信を無くしてしまう可能性が考えられます。
運動不足によって肥満になると、「こんな自分を見られたくない」「人に会うのが恥ずかしい」との思いから、ますます外出を避け、不登校が長期化することもあります。
このように不登校が長期化するとますます運動不足になり、さらなる肥満に繋がりやすくなってしまいます。
不登校中の運動不足は、病気の要因にもなります。これは、体を動かす機会が少なくなることによって筋力や免疫力の低下に繋がるためです。
体力が落ち、免疫力が下がると、病気になりやすい体となってしまいますよね。適度に運動していたときであれば、特に意識しなくとも未然に防げた風邪を引きやすくなってしまうこともあります。
人間の体は、日光を浴びながらしっかり運動をすることでセロトニンというホルモンが分泌される仕組みになっています。セロトニンは、別名「幸せホルモン」と呼ばれているため、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
幸せホルモンと呼ばれるだけあって、セロトニンには、人を前向きな気持ちにさせたり幸福感を向上させたりする効果があります。
しかし不登校によって日光を浴びず、運動不足な日々を送っていると、セロトニンが分泌されにくくなってしまいます。
不登校のお子さまは、不登校に至るまでに十分に傷つき心が沈んでいる状態ですよね。その上、セロトニンが低下してしまうと、ますます気分が落ち込みがちになり前向きな日々を送ることができなくなってしまいます。
日光や運動が人に与える影響は、多くの方が思っているよりも大きなものなのです。
前項では、不登校中の運動不足がさまざまな悪影響を及ぼすことについてご紹介しましたが、肝心の運動不足はどのように改善すればよいのでしょうか。
運動と聞くと、外で活発に動き回ることを想像する方も多いかもしれませんが、不登校のお子さまはそもそも外に出ることが難しい状態ですよね。
外で運動するほどのエネルギーがなかったり、「運動しているところを同級生に見られたらどうしよう」といった不安から、自宅に閉じこもる日々を送っているお子さまもいることでしょう。
しかし、「運動」とは何も外で汗をかくことだけを指すものではありません。
ここでは、自宅でも無理なく続けられる不登校中の運動不足解消法をご紹介します。
前項で、日光を浴びることの重要性についてご紹介しましたが、日光浴は「自宅外で」行うことにこだわりすぎる必要はありません。
まずは毎日きちんとカーテンを開け、部屋の中に光を入れることから始めるだけでも十分効果は期待できます。
不登校によって昼夜逆転生活を送っている場合、これさえもハードルが高いことがあるかもしれませんね。しかしやはり、人間の体は日中に活動しやすいように作られており、朝一番に日光を浴びることで体内時計を整えやすくなります。
日光を浴びると目が覚め、生活リズム改善が期待できるほか、不登校中でも規則正しい生活を送りやすくなります。
いずれ学校復帰や社会復帰を目指す上でも、日光を浴びて生活リズムを整えておくことは重要です。
ストレッチは、自宅でできる簡単な運動です。凝り固まった部分がほぐれると、体だけでなく気持ちもすっきりしますよね。
ストレッチであれば広いスペースが必要なわけでもありませんし、お子さまが思い立ったときにすぐに実践することが可能です。
しかし、具体的にどのようなストレッチをすればよいのかはなかなか分からないもの。
そのようなときは、動画などに頼ってみるのも一つの手です。最近では、さまざまなストレッチ・運動に関する情報が公開されているため、運動不足解消に役立てることができます。
フラフープやトランポリンといった定番の室内運動のほか、最近では運動を目的としたテレビゲームも非常に充実しています。
中には、対戦形式など親子で取り組めるものもあるため、お子さまと保護者様の会話のきっかけとして活用することも可能です。
一人よりも誰かと一緒に取り組めた方が、運動の継続にも繋がりやすくなります。
外に出る意欲が湧いてきたら、ぜひ散歩をしてみましょう。外の空気を吸うことでリフレッシュになりますし、季節の移り変わりを肌で感じることは、気持ちに余裕を生み出してくれます。
最初のうちは歩くだけでも疲れてしまうかもしれませんが、習慣化できるとよいですね。
家事も立派な運動の一つです。
洗濯や風呂掃除などは意外と体力を使いますし、「家庭の中で役割を与えられている」ということがお子さまの自己肯定感に繋がるケースもあります。
お子さまの将来のために家事のスキルを身につけておいて損はありません。
また、家事を教える・教わるという時間の中で自然と親子の会話が増えるため、良好な親子関係形成にも役立ちます。
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不登校中にせっかく運動を始めるのであれば、継続して成果を上げたいですよね。
ここでは、前項でご紹介したような運動不足解消法の効果を高めるコツについてご紹介します。
運動に限らず、目標を達成したり何らかの成果を上げられたりすることは、一番のモチベーションとなります。
たとえば、筋トレで目標回数に到達すると「また頑張ろう」と思えますよね。
達成感を得るためには、まずは確実に達成できそうな小さな目標から設定することが大切です。
はじめからハードルを上げてしまうと挫折のきっかけになるため、注意が必要です。
運動を継続するためには、楽しんで取り組むことが必要不可欠です。
保護者様がどんなに効果的な運動を提案しても、お子さま本人が「楽しい」と思わなければ無意味なものとなってしまいます。
お子さまはどんなことがやりたいのか、どんなことならできそうなのか、親子で話し合いながらお子さまの興味関心を探ってみることも必要といえるでしょう。
今回は、不登校中の運動不足が与える影響や、具体的な運動不足解消法についてご紹介しました。
ご紹介した解消法は、なにも不登校中のお子さまだけを対象としたものではなく、大人も一緒に取り組めるものばかりです。
ぜひ親子で一緒に取り組み、お子さまの運動不足解消のほか、親子の仲を深めるきっかけ作りにしてみてください。
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