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不登校「親の会」ってどんなところ?入会するメリットを解説します!

不登校

2024/05/19

お子さまの不登校で悩んでいませんか?近年、学校へ行かない選択も認められつつある風潮がみられるものの、いざ我が子が不登校になると保護者様の悩みは尽きません。不登校のお子さまへの対応は、状況によって異なります。適切な対応をしなければ不登校が長引いてしまうケースもあるでしょう。

この記事では、お子さまの不登校で悩む保護者様のために「親の会」について解説します。また、保護者様が1人で不安を抱え込まず、不登校の解決に向けてできることもお伝えします。ぜひ参考にしてください。

不登校こころの相談室

不登校のお子さまの接し方に迷っていませんか?

  • どんな声かけをしたらいいの・・・
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  • 見守り続けることに不安を感じてきた
  • 子育てに自信がなくなった

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不登校「親の会」の役割とは

不登校「親の会」の役割とは

お子さまの不登校に直面すると、保護者様は途方に暮れ深い孤独感と焦燥感に襲われてしまいます。そのようなときに、精神的に支えられる場所が不登校の「親の会」です。

不登校の「親の会」とは、お子さまの不登校に悩む保護者様たちが集まり、情報を共有したり不登校についての知識を深めたりできる場所です。同じ立場の親同士の交流で、孤独感やストレスを和らげ、それぞれの体験談から有益な知識を得られるでしょう。

ここでは、不登校の「親の会」にはどのような役割があるのか解説します。

正確な情報提供

地域の公的な不登校支援やフリースクールなど民間の支援団体からの情報は欠かせません。ホームページからの情報だけでなく、実際に利用した方の生の体験談から、より正確で役に立つ情報が得られるでしょう。

精神的な支え

不登校になったお子さまがエネルギーを貯めて動き出すには、まわりの大人の適切な対応は欠かせません。しかし、適切に対応していたとしても、不登校が解決するまでは長い道のりになるケースもあります。保護者様は、なかなか動き出さないお子さまの様子を見て、途中で焦ったり気持ちが折れたりするときもあるでしょう。

親の会では、保護者様の気持ちが沈んでしまっても、同じ境遇にいる方々と話をして互いに励まし合うことができます。また、専門家から適切なアドバイスを受けることもできるでしょう。

支援活動

不登校の親の会では、同じ目線の親同士が語り合い、さまざまな活動を通じて不登校問題に取り組んでいます。具体的には以下の活動が挙げられます。

  • 定例会(体験共有、意見交換など)
  • 専門家による講演会の開催
  • オンライン上での情報交換の場の提供
  • 個別相談の実施
  • 公的支援制度の案内
  • ニュースレターの発行

このように、不登校に関わる支援活動は多岐に渡ります。例えばフリースクールを利用する場合、地域によっては助成金の支給があります。親の会では、このような制度の情報を共有し利用の相談もできるでしょう。

不登校「親の会」へ参加するメリット

不登校「親の会」へ参加するメリット

不登校の親の会では、情報共有や支援活動の取り組みだけではありません。親の会に参加するメリットは、同じ悩みを持つ保護者様と場を共有することで、はるかに効果的な対処ができる点です。

親の会に参加すれば、具体的には以下のようなメリットがあります。

  • 不登校に関する最新の情報が手に入る
  • 話ができる環境で気持ちが軽くなる
  • 人との交流で視野が広がる
  • 悩みに対して具体的な対処法がわかる
  • つらい体験を仲間と共有できる
  • 自分1人ではないと実感できる

親の会では、不登校の子どもがいる同じ境遇の方々と交流できます。共感してもらえたり勇気を持てたり、お互いの状況を知って前向きな姿勢になれるでしょう。1人で解決しようとすれば、不登校のお子さまに不適切な対応をしてしまうケースがあります。そのような事態を防ぐためにも、親の会への参加はメリットがあるといえるでしょう。

不登校「親の会」の探し方

不登校「親の会」の探し方

不登校の親の会に参加すると決めたら、次は実際に活動している親の会を探す必要があります。地域のコミュニティに問い合わせてみたり検索エンジンで探したりするほか、SNS上の不登校関連グループに参加してみるのもいいかもしれません。また、不登校関連の専門サイトから申し込む方法もあります。

最近ではオンラインでの親の会が増えてきており、場所にとらわれず参加できます。オンライン上の親の会は、匿名での参加が可能なコミュニティもあるので気負わずに参加できるのではないでしょうか。

不登校こころの相談室

不登校のお子さまの接し方に迷っていませんか?

  • どんな声かけをしたらいいの・・・
  • 変わらない子どもにイライラしてしまう
  • 見守り続けることに不安を感じてきた
  • 子育てに自信がなくなった

不登校のお子さまを「見守る」だけでは元気になりません。
大切なのは再登校だけではなく、お子さまの気持ちを解決して自分らしく生きる道を見つけることです。
有資格の専門家が、カウンセリングでお子さま一人ひとりに合ったゴールを見つけます。

不登校「親の会」を選ぶポイント

不登校「親の会」を選ぶポイント

地域のコミュニティやオンラインなど、さまざまな形態の親の会から自分に合ったものを選ぶためのポイントは以下の通りです。

  • 活動スタイル(定期会の有無など)
  • 会費の有無
  • 設立年数や実績
  • 公的機関との連携の有無
  • 自分の子どもの学年との合致度
  • 集まりに通える範囲内か

これらのポイントから、自分のニーズに合った親の会を選びましょう。場合によっては複数の会に参加するのもいいかもしれません。

不登校の解決に向けて

不登校の解決に向けて

不登校はすぐに解決できる問題ではありません。しかし、お子さまのいちばん近くにいる保護者様が適切な対応を続けていけば、必ず不登校から抜け出せるでしょう。

ここでは、不登校の解決に向けて、保護者様をはじめとするご家族ができることを解説します。焦らず長い目でお子さまを見守り、安心感を与えてあげてください。

不登校の子どもへの接し方

不登校になったお子さまへの接し方は、段階によって違います。お子さまの小さな変化を見逃さず、気持ちに共感する姿勢を心がけましょう。

具体的には、以下の点を意識してください。

  • 無理に学校へ行かせない
  • お子さまの話を否定しない
  • 小さな変化に気づいて感情を汲みとる
  • 勉強に対するプレッシャーをかけない
  • お子さまのペースを尊重する
  • お子さまの状況を理解し段階的に対応する
  • 状況の改善を急がない

不登校のお子さまに活動意欲が出てくるタイミングは、一人ひとり異なります。外からは変化が見られないように感じても、お子さまの心には少しずつエネルギーが貯まり元気を取り戻しています。不登校の回復ステップについてはこちらの記事でもお伝えしていますので、併せて読んでください。

参考:無気力型不登校は学校行くのがめんどくさいだけ?回復までの対応とステップを解説

家族でできること

保護者様をはじめ、兄弟や同居する祖父母みんなが不登校の理解に努めて対応することは大切です。家族が支え合い安心安全の場所を整えていけば、不登校のお子さまの状況は確実によくなります。

家族間で不登校を否定的に語ったり、言い争ったりしないように気をつけましょう。不登校のお子さまと真摯に向き合えば、愛情が伝わり家族の絆も深まるに違いありません。

長期的な視点を持つ

不登校は、いくつかの要因が複雑に絡み合い簡単には解決できません。不登校の問題を根本から解決するには、時間を要するケースがほとんどです。保護者様が焦って短期的な変化を求めすぎてしまうと、逆効果になってしまうでしょう。

お子さまによって不登校になる背景は違い、状況によってニーズも異なります。それにあわせて丁寧な対応をしていくには長期的な視点を持つことが求められます。保護者は、親の会に参加したり専門家からアドバイスを受けたりするなど、保護者様自身のメンタル面も整えて過ごすようにしましょう。

まとめ

まとめ

最近では学校へ行かない選択が認められつつも、いざ我が子が不登校になると保護者様の悩みは計り知れないものがあります。保護者様が、1人で悩みを抱えてお子さまの不登校を解決するには無理があります。
しかし、同じ境遇の保護者と交流できる「親の会」に参加すれば、有益な情報を得られるだけでなく、気持ちの支えにもなるでしょう。不登校の解決には時間がかかります。保護者自身もメンタルケアをしながら、焦らず長期的な視点を持ってお子さまをサポートしてあげてください。

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監修

サブスタ代表

森岡峻平

もりおか・しゅんぺい。株式会社lean earns代表取締役。学習アドバイザー、不登校カウンセラー。
2011年、家庭教師派遣事業を展開する教育系グループの営業責任者に就任し、3年間従事。2015年に教育ベンチャーを起業して以来、一貫して小・中学生向けICT教材の企画・開発に携わり、無学年式のオンライン学習教材「サブスタ」を開発。
また、昨今不登校生が増え続ける中、全国の通信制高校と連携し、サブスタを通じて出席扱い制度普及の活動を行っている。

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