2011年、家庭教師派遣事業を展開する教育系グループの営業責任者に就任し、3年間従事。2015年に教育ベンチャーを起業して以来、一貫して小・中学生向けICT教材の企画・開発に携わり、無学年式のオンライン学習教材「サブスタ」を開発。
また、昨今不登校生が増え続ける中、全国の通信制高校と連携し、サブスタを通じて出席扱い制度普及の活動を行っている。
正しく学ぶ方法や成績の伸ばし方、
不登校に悩まれている方のための
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不登校の状態にあるお子さまの学習方法の一つに、「オンライン教材」があります。
オンライン教材は、文部科学省による一定の条件を満たすことを条件に「不登校でも出席扱い」とすることが認められている学習方法です。
ただし、オンライン教材を使えば必ず出席扱いになるわけではありません。
学習内容や進め方、学校との連携状況などを踏まえて判断されるため、教材選びにはいくつかのポイントがあります。
この記事では、不登校中にオンライン教材を利用する場合の出席扱いの条件をわかりやすく整理します。
オンライン教材の種類や選び方、成績や内申の考え方についても解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
もくじ
文部科学省は、不登校の児童生徒が自宅などでICTを活用した学習活動を行う場合、次のような点を満たしていることを、出席扱いの前提条件としています。
これらの条件を満たしているかどうかを学校が個別に判断したうえで、出席扱いとするかどうかが決められます。
(参考:文部科学省 不登校児童生徒が自宅においてICT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱いについて)
不登校の状態にあるお子さまが利用できるオンライン教材には、いくつかのタイプがあります。
どの教材が出席扱いにつながりやすいかを考える前に、まずはオンライン教材の種類を整理しておくことが大切です。
動画を視聴して学ぶ教材は、授業形式の解説動画を見ながら学習を進めるスタイルです。
教科書の内容をかみ砕いて説明してくれるものも多く、学校の授業に近い形で学習できます。
一方で、視聴が中心になるため、理解度や学習の進み具合が外から見えにくくなることがあります。
出席扱いを考える場合は、視聴履歴や学習内容をどのように確認・記録できるかがポイントになります。
問題演習を中心に進める教材は、実際に問題を解きながら理解を深めていく学習スタイルです。
解答結果が残りやすく、どの単元まで学習したかが把握しやすい点が特徴です。
ただし、演習だけでは学習の背景理解が不足することもあるため、必要に応じて解説や復習と組み合わせて使う工夫が求められます。
学習計画や進捗管理を重視する教材は、学習内容や進み具合を整理しながら進められる点が特徴です。
学習内容や記録が整理されやすく、保護者様や学校が学習状況を確認しやすい点が特徴です。
出席扱いを検討する場合には、こうした「学習の見える化」ができるかどうかが、重要な判断材料になります。
出席扱いを見据えてオンライン教材を選ぶ場合、重視したいのは「続けやすさ」だけでなく、「学校が学習状況を把握できるかどうか」という視点です。
ここでは、不登校で出席扱いになるオンライン教材の選び方について解説します。
文部科学省は、不登校中の出席扱いの前提として「計画的な学習プログラム」であることを示しています。
単元や学習範囲が整理されており、どの順番で学ぶのかが明確な教材は、学校と学習内容を共有しやすくなります。
オンライン教材で扱う内容が在籍校の教育課程とかけ離れている場合、出席扱いの判断が難しくなることがあります。
学習の進度や質だけでなく、学校の学習内容と照らし合わせやすいかも確認しておきたいポイントです。
出席扱いを検討するうえでは、「どのような学習を、どれくらい行ったか」を学校が確認できることが重要です。
学習履歴や進捗が記録として残り、必要に応じて共有できる仕組みがあるかどうかは、教材選びの大きな判断材料になります。
不登校中の出席扱いは、オンライン教材の利用だけで認められるものではありません。
定期的な学校との連携が前提となります。
教材を使った学習が、学校との相談や支援につなげやすい形になっているかも確認しておくと安心です。
不登校の学習では、保護者様が学習の進み具合を把握できるかどうかも大切なポイントです。
学習状況が見えにくいと、学校とのやり取りや振り返りが難しくなることがあります。
無理なく学習を支えられる仕組みかどうかも意識して選びましょう。
不登校の状態が続くと、「学習が遅れてしまうのではないか」「将来に影響が出ないか」といった不安を抱える保護者様も少なくありません。
ここでは、オンライン教材によって出席扱いになることのメリットについて、将来への影響も含めて解説します。
出席扱いになる最大のメリットは、不登校の期間であっても「学習を続けている事実」が正しく残る点です。
登校できない日があっても、計画的に学習に取り組んでいることが確認できれば、学習への姿勢や努力が評価の対象になります。
学習の継続が記録として残ることで、学校側もお子さまの状況を把握しやすくなります。
これは、単に出席日数の問題だけでなく、今後の支援や声かけを考える上でも重要な材料になります。
出席扱いとして認められることで、進学や進級の選択肢が広がる可能性があります。
出席日数が極端に不足している場合、進路選択に影響が出ることもありますが、オンライン教材による学習が出席扱いとして認められれば、そのリスクを軽減できます。
また、学習の空白期間をできるだけつくらずに済むことで、復学や進学を考える際のハードルも下がります。
将来の選択肢を狭めないためにも、出席扱いという制度を正しく理解して活用することは、大きな意味を持つものです。
不登校の状態にあるお子さまの中には、「自分は勉強についていけていない」「周りから遅れている」と感じてしまうケースもあります。
オンライン教材を通じて学習を続け、その取り組みが出席扱いとして認められることは、「できていること」に目を向けるきっかけになります。
学習の成果が学校から評価される経験は、学びへの自信や自己肯定感の回復にもつながるでしょう。
オンライン教材を使った学習が出席扱いとして認められた場合、「成績や内申はどうなるのか」と気になる保護者様も多いのではないでしょうか。
ここでは、不登校中に出席扱いとなったあとの成績や内申の考え方について紹介します。
まず押さえておきたいのは、出席扱いになったからといって、必ず成績や内申に反映されるわけではないという点です。
成績評価は、あくまで学校が教育課程に基づいて行うものであり、評価の方法や判断基準は学校ごとに異なります。
そのため、オンライン教材による学習に取り組んだからといって、必ずしも良い成績として反映されるとは限りません。
日頃の提出物や試験の結果が重要視される場合、可能な範囲で自宅で取り組めるとよいでしょう。
成績に関する疑問は、事前に学校と認識をすり合わせておくことが大切です。
オンライン教材を通じた学習の内容や記録は、成績や内申を検討する際の材料になるものです。
文部科学省も、学習の計画や内容が在籍校の教育課程に照らして適切である場合、その成果を評価に反映できると示しています。
学習計画が整理されていること、どの単元にどの程度取り組んだかが記録として残っていることは、学校が判断する上での重要な情報になります。
出席扱いと成績評価は別の話ではありますが、学習の積み重ねが無意味になるわけではありません。
オンライン教材を使った学習を出席扱いとして認めてもらうためには、教材の進め方が重要となります。
ここでは、オンライン教材で出席扱い制度を利用する際の一般的な流れを整理します。
まず必要なのは、在籍している学校への相談です。
オンライン教材を使った学習を検討している段階で、担任や学年主任などに現状を伝え、出席扱いの可能性について確認しましょう。
事前の相談がないまま学習を進めても、あとから出席扱いと認められないケースがあるため注意が必要です。
次に、どのようなオンライン教材を使い、どのように学習を進めるのかを学校と共有します。
学習計画や教科・単元、学習時間の目安などを整理して伝えることで、学校側も判断しやすくなります。
この段階で、記録の残し方や報告方法について話し合っておけると安心です。
合意が得られたら、計画に沿って学習を進めます。
学習した内容や時間、進捗状況を記録として残し、定期的に振り返ることが大切です。
記録があることで、学習の継続性や内容が客観的に伝わりやすくなります。
学習を始めた後も、学校との連携は欠かせません。
定期的に学習状況を共有し、必要に応じて計画を見直します。
こうしたやり取りを重ねることで、出席扱いの判断やその後の支援につなげやすくなります。
出席扱い制度は、不登校中の学力維持・向上やモチベーションを支えるものですが、すべてのご家庭やお子さまにとって最優先すべき目標になるとは限りません。
ここでは、オンライン教材で出席扱いを目指すときのポイントについて解説します。
出席扱いは、あくまで学習を続けるための「手段」の一つです。
出席扱いになること自体をゴールにしてしまうと、学習の負担が大きくなったり、お子さまの気持ちが置き去りになってしまうことがあります。
まずは、お子さまが無理なく学習に向き合えるかどうかを優先し、その結果として出席扱いにつながるかを考える姿勢が大切です。
不登校の理由や状況は、お子さま一人ひとり異なります。
体調や気持ちの波がある中で、決まったペースで学習を進めることが難しい場合もあります。
オンライン教材を選ぶ際は、学習量や進め方を柔軟に調整できるかどうかも確認しておきましょう。
調子のよい日とそうでない日があっても続けられる形であることが、長期的な学習につながります。
学校の判断によっては、オンライン教材を使った学習が出席扱いと認められないケースもあります。
その場合でも、学習そのものが無意味になるわけではありません。
出席扱いにならなかったとしても、「学習を続けた経験」や「できたこと」が残るような進め方を意識しておくことで、次の選択肢につなげやすくなります。
不登校中の学習では、「何をどこまで学べばよいのか」「今の取り組みが学校にどう伝わるのか」といった点で不安を感じやすくなります。
最後に、こうした不安を整理しながら学習を進めやすいオンライン教材「サブスタ」の魅力を紹介します。
サブスタでは、お子さま一人ひとりの状況に合わせて学習内容を整理し、計画的に進めやすい仕組みが用意されています。
どの単元に取り組んでいるのか、どこまで学習が進んでいるのかが分かりやすく、学習の全体像が把握しやすい仕組みです。
学習の流れが見えることで、保護者様も必要以上に不安を抱えにくくなるでしょう。
出席扱いを検討する際には、学習内容や進め方を学校と共有できるかどうかが重要になります。
サブスタは、学習計画や進捗が整理されているため、学校と相談しやすいのも魅力です。
学校とのやり取りがスムーズになることで、より充実したサポートにつなげやすくなります。
サブスタは、教材の追加購入や高額な初期費用が発生しない定額制のオンライン学習サービスです。
具体的な料金は、次のとおりです。
(参考:サブスタ 受講料)
毎月の支出が把握しやすく、学習ペースを急がせる必要もありません。
シンプルな料金体系であることは、保護者様にとって大きな安心材料といえるでしょう。
不登校のお子さまがオンライン教材で学習し、それが出席扱いになるかどうかは、学習内容や進め方、学校との連携状況によって判断されます。
オンライン教材を使うこと自体が目的にならないよう、お子さまの状態に合った学び方を選ぶ視点が欠かせません。
出席扱い制度の利用を検討する際は、学習計画や記録が整理されているか、学校と情報を共有しやすいかといった点も重要になります。
こうした条件を満たす学習環境が整っていれば、学校と相談を進めやすくなり、結果として出席扱いにつながる可能性も高まります。
サブスタは、学習の進み具合が見えやすく、学校との共有もしやすいオンライン教材です。
不登校中の学習や将来の進路の選択肢について悩んだときは、ぜひご相談ください。