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勉強しない子の末路は?モチベーションを上げるために親ができることも解説!

家庭学習方法

2025/02/03

お子さまが勉強していない日々が続いてしまうと「このままで大丈夫?」と不安を感じることもありますよね。

結論から言えば、勉強しない状態が長く続いてしまえばお子さまの将来への影響が出てきます。お子さまが後悔しない人生を歩むためにも、勉強に向き合えるようにサポートしていくことが大切です。

今回は、勉強しないお子さまが直面してしまうリスクや、保護者様ができる効果的な関わり方について解説していきます。ぜひお子さまをサポートするためのヒントにしてみてください。

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勉強しないままだとどうなるの?想定される6つのリスク

勉強しないままだとどうなるの?想定される6つのリスク

いくら「勉強しなさい」と言っても、なかなかお子さまの様子が変わらずに悩んでいる保護者様は多いのではないでしょうか。実は、そのまま勉強しない状態が続いてしまうとゆくゆくお子さまがリスクを背負ってしまう可能性があるので注意が必要です。

「もっと勉強しておけばよかった…」と後悔しないためにも、勉強しないことのリスクについてきちんと理解しておきましょう。

リスク①:コツコツ努力する力が身につかない

勉強することでコツコツ努力する力を身につけることができます。社会に出てからも必ず求められる大切な力の一つです。ところが、勉強を避け続けると「面倒なことはやらなくていい」という考えが身についてしまい、長期的な目標に向かって努力する力が育ちにくくなります。

勉強は社会に出てからも続きます。資格取得や業務のスキルアップが必要になることも多々あるでしょう。コツコツ努力する力が身に付いていないと、新しいことを学ぶのが苦痛になり、成長や活躍の機会を逃してしまうことになります。

将来のためにも勉強を通して「努力する大切さ」を体感しておくことが大切です。

リスク②:自己肯定感が下がる

学校の勉強は、取り組んだことが結果として反映されやすいため自己肯定感を育むために効果的な方法の一つです。努力したことが実る経験を積むことで、「やればできるんだ!」という自信を少しずつつけることができます。

しかし、勉強しない時期が続いて周りとの学力差が開いてくると、いざ勉強しようと思ったときに「自分はダメな人間だ」と感じてしまうことになります。周りはできているのに自分はできないという現実を見て自己肯定感が下がり、ますますやる気を失ってしまうケースも少なくありません。

自己肯定感が高い人は、社会に出てからも自信を持って物事に臨むことができます。将来のためにも、早いうちからしっかりと自己肯定感を高めておきましょう。

リスク③:留年・中退の可能性が高まる

勉強しない状態が続けば、当然成績が下がってきます。一定の成績を下回ってしまうと最悪の場合、留年や中退につながることもあります。

高校を中退した場合、お子さまの最終学歴は中卒になります。中卒で働き口を探すのは簡単なことではありません。年収や入社後のキャリアアップなどの好条件を見つけるのはかなり難しくなると言えるでしょう。もし就きたい仕事があったとしても、選択肢が狭まってしまうため夢をかなえられなくなってしまう可能性もあります。

お子さま自身はまだ将来のことを現実的に考えられていないケースが多いです。お子さまの将来を守るためにも、ぜひ適切にサポートしながら勉強の必要性を伝えてあげてください。

リスク④:進学先の選択肢が少なくなる

進学するためには受験に合格しなければならないため、勉強することを避けては通れません。勉強しない状態が続くと学力が身につかないので、多くの学校の合格基準に達せずに進学先の候補が限定されてしまいます。

何かのきっかけでせっかく進学したい学校が見つかったとしても、時期が遅ければ学力が足りずに進学できないということもあるでしょう。

お子さまの大切な将来の可能性を広げるためにも、早めに勉強に向き合えるようにやる気を引き出すことが大切です。今の努力次第で未来が変わってくることを伝え、お子さまの学習意欲を高められるようにサポートしていきましょう。

リスク⑤:就職先の選択肢が少なくなる

将来の夢が決まっていないという学生はたくさんいます。高校や大学で専門的な勉強をしたり、多くの経験を積んでいくことで夢が決まっていくという人は多いです。

しかし、いざやりたいことが見つかったとしても学歴やスキルが十分でなければ就職の選択肢が限られてしまいます。

たとえば就職活動を通して入社したいと思う企業を見つけたとしても、学歴を重視する企業では、高校・大学の学歴で合格者を絞るところもあります。勉強していれば選択できた就職先を諦めなければいけないことになるでしょう。

勉強は、お子さまが将来の選択肢を広げるために必要なものです。たとえ今は勉強に対して後ろ向きだとしても、お子さまが前向きになれるように保護者様はあきらめずにサポートし続けてあげてください。

リスク⑥:社会に出てから収入が低くなる

勉強しない状態が続いてしまうと、留年や中退、進学先が限定されるなどのリスクがあることは紹介してきました。さらに先のことを踏まえると、社会に出てからの年収にも影響が出てくる可能性が高いです。

たとえば中卒・高卒・大卒では、同じ就職先でも雇用形態や給与体系が異なるのが一般的です。就職後のキャリアについても、大きく差が出てくることになるでしょう。そもそも選択できる企業が限られてしまうため、好待遇の就職先を見つけるのは難しいのが現実です。

大人になったらどんな生活を送りたいのかを一度じっくりと考えて、そのために今必要なことを伝えてみるのがおすすめです。必要性を感じられれば、勉強に向かう気持ちを刺激することができるでしょう。

子どもが勉強しない6つの理由

子どもが勉強しない6つの理由

お子さまがなぜ勉強しないのかを知っておくことで、具体的な解決策が考えられるようになります。一人ひとり理由は異なりますが、よくある6つの理由を紹介していきますので参考にしてください。

また、それぞれの対処方法についても解説していきますので、当てはまるものがあればぜひ日々の関わりに活かしてみてください。

理由①:なぜ勉強が必要なのかを理解できていない

勉強する意味が見出せていないというのは、勉強しないお子さまによくある理由です。「なぜ勉強するのか」に対する答えをお子さまの中にしっかり作ることが大切です。


たとえば中学生のお子さまであれば、「勉強すればいい大学に行けるから」というだけでなく「将来〇〇になるために〇〇高校が志望校だよね?そのためには成績をあと3つ上げる必要があるんだよ。」と具体的に示してあげることがポイントです。

本人の中で納得できる理由ができれば、勉強に向き合う気持ちを高めることが期待できます。

理由②:他にやりたいことがある

お子さまの中で勉強よりも優先してやりたいことがあるというケースもよくあります。夢中になれるものがあるのは素晴らしいことですが、やりたいことを続けるためにも勉強して将来の選択肢を広げておくことが大切です。

お子さまのやりたいことを否定せず、勉強とのバランスをどう取るかを一緒に考えてみてください。具体的な時間の使い方や勉強のやり方をお子さまと一緒に話し合えると、自主的に取り組みやすくなります。

やりたいことを無理に取り上げたり、禁止してしまうと、かえってやる気が削がれネガティブになってしまうこともあるので対応には注意してください。

理由③:勉強に強い苦手意識がある

「勉強が嫌い」というお子さまの場合、過去に勉強で嫌な思いをしている可能性が高いです。何度やってもできなかったり、テストの点が悪かったりすると、「自分は勉強に向いてないんだ」と思い込んでしまいがちです。

その結果、お子さまは勉強を避け、基礎が身に付いていないのに授業は先に進んでいき、勉強がわからないことだらけになるという悪循環に陥ってしまいます。

このような特徴が見られる場合には、「勉強ができるようになった」という成功体験を積みあげて苦手意識をなくすことが大切です。無理のない目標を設定し、達成するという経験を繰り返していけると徐々に勉強への苦手意識を和らげることができますよ。

理由④:勉強することがめんどくさい

特に理由はないけれど、ただ「めんどくさい」と感じているお子さまも少なくありません。勉強は始めるまでのハードルが一番高く、ダラダラしてしまいやすいものです。やる気が出るのを待っているだけでは、なかなか勉強に取りかかれません。

お子さまの学習環境を整えることで勉強への姿勢や意欲が変わることがあります。例えば、新しいテキストをお子さまと一緒に選んでそろえたり、塾などを利用したりすると気持ちを新たに取り組むきっかけになります。ちょっとした変化で前向きになることもあるので、ぜひ実践してみてください。

理由⑤:忙しくて勉強する余裕がない

勉強しないお子さまの中には、習い事や部活、塾などで忙しく勉強する時間や心の余裕が持てないという人もいます。特に中学生や高校生になると、一日のスケジュールがハードになり、今の生活を送るのでいっぱいいっぱいになっていることも。

自分ではどうにもならないと感じていることも多いので、保護者様が一緒になって時間の使い方を見直してみるのがおすすめです。まとまった時間を確保するのが難しければ、隙間時間を使って効率よく学ぶ方法を考えてみましょう。「単語は通学時間に覚える」「お風呂上がりに5分だけ復習する」といった習慣を決めることで、無理なく勉強時間を確保できます。

それでも勉強するのが難しい場合は、本人の意思を尊重しつつ、やらないことを決める決断をするのも効果的です。ストレスや負荷がかかりすぎないように意識しながら、お子さまと一緒に解決策を考えていきましょう。

理由⑥:周りの環境に流されている

周囲に勉強しない友達が多くいると「勉強しなくても大丈夫」と思ってしまいがちです。特に思春期のお子さまは、友達の影響を強く受けてしまいます。周りに流されやすい時期なので、周りの大人のサポートが大切です。

具体的には「勉強するのが当たり前」という環境を作るのが効果的です。塾などの学習サポートを取り入れることで、日々の生活の中に勉強する時間を組み込んでみましょう。一人で頑張るのではなく、保護者や友人と一緒に勉強することで楽しみながら取り組めるようになりますよ。

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勉強しない子どもに親ができるサポート方法3選

勉強しない子どもに対して親ができるサポート方法3選

勉強しないお子さまの状況を変えるには、保護者様のサポートがとても大切です。

とはいえ、何をしたらいいのかわからないという方もいるかと思います。ここからは効果的な方法を厳選して3つ紹介していきます。すぐにできることばかりですので、ぜひ今日から取り組んでみてください。

サポート方法①:子どもへの期待を言葉にして伝える

お子さまは、保護者様の期待を感じることでやる気が高まりやすいです。「〇〇ならできると信じてるよ。」「がんばってて本当にすごいと思う。さすがだね。」と声をかけてあげることで、保護者様からの信頼や期待を感じたり、自分が認めてもらえているという安心感が持てます。

もし聞いていないような素振りを見せていても、保護者様の言葉はしっかりお子さまに届いています。日頃から、努力や成長を褒めるなど、お子さまへのポジティブな声掛けを習慣づけてみてください。

保護者様からの期待に応えたいという思いから、きっと自然に勉強に向かう時間が増えてきますよ。

サポート方法②:生活習慣を整える

勉強するには集中力と体力が必要です。そのためにも生活習慣を整えることはとても大切なポイントになります。特に睡眠不足は、注意力や記憶力の低下につながるため改善が必要です。

夜更かしの習慣がある場合にはぜひ見直してみてください。スマホやゲームの使用時間が長くなると寝る時間が遅くなり、翌日の集中力が落ちやすくなります。寝る1時間前にはスマホを手放すなど、お子さまと一緒にルールを決めるのがおすすめです。

また、朝食をしっかりとるなど食生活も整えましょう。体調管理は何よりも重要です。栄養面のバランスにもぜひ気を付けてみてください。日々の生活習慣を整えることで、頑張るための土台を作ることができますよ。

サポート方法③:子どもが勉強しやすい環境を整える

お子さまが勉強に集中しやすい環境を作ることも、保護者様にしかできない大切なサポートの一つです。

お子さまによってはリビングでの学習が向いている子もいます。保護者様の目が届く場所で勉強すると、安心感が生まれて集中力が高まることも。逆に自宅では集中できないというお子様の場合には、塾などを利用するのも効果的です。お子さまの性格に合わせて、最適な学習環境を整えましょう。

また、スマホやゲームの管理も重要です。勉強中は気が散らない場所に置くなど、誘惑を減らす工夫をして集中力を維持できるようにしましょう。

リビング学習については以下の記事で解説していますので参考にしてください。

▶ 中学生になってもリビング学習を続けるべき?快適な学習環境で学力アップを目指そう!

勉強しない子どもに親がしてはいけないこと

勉強しない子どもに親がしてはいけないこと

お子さまが勉強していない様子が気になると、保護者様の方が焦ってしまうこともあります。しかし、保護者様の関わり方次第ではかえってお子さまのやる気を削いでしまうこともあるので注意が必要です。

ここからは保護者様がやってしまいがちだけど避けてほしい行動を3つ紹介していきます。

NGな行動①:放置する

お子さまが何を言っても勉強しないからといって、放置するのは逆効果になるので避けましょう。関心を持たれていないと感じ、ますます勉強から離れてしまうこともあります。

一度しっかりお子さまと向き合って「なぜ勉強しないのか」を話し合ってみるのも効果的な方法です。お子さま自身も考えを言葉にすることで気持ちを整理することができます。

理由がはっきりしたら、状況を変えるための方法をお子さまと一緒に考えていきましょう。「勉強しないなら勝手にしなさい」と放置するのではなく、前向きに取り組めるように寄り添うことで、お子さまが変わるきっかけを作れますよ。

NGな行動②:周りと比較する

「〇〇ちゃんは〇時間も勉強してるらしいわよ」などと他の子と比べると、お子さまはますますやる気や自信をなくしてしまいます。ネガティブな気持ちになるだけで、モチベーションにはなかなか繋がらないので避けましょう。

大切なのは、お子さま本人の成長に目を向けることです。「昨日よりできるようになってるね!」「計算すごく速くなったね!」など、過去のお子さまと比べてできるようになったところを見つけてあげてください。ちょっとした変化にも気付いて承認することで、自信が持てるようになります。自然と勉強への前向きな気持ちを育てることができますよ。

周りと比較するのではなくお子さまのペースを大切にしながら、ポジティブな声かけを心がけてみてください。

NGな行動③:強制的に勉強させる

保護者様が「勉強しなさい!」と無理にやらせても、お子さまのやる気にはつながりません。強制されると「勉強=嫌なもの」というイメージが強くなり、さらに避けようとしてしまいがちです。

無理強いするのではなく、お子さまの主体性を尊重して勉強に向き合わせることが大切です。たとえば、目標や計画を自分で考えて作成してみると「自分で決めたこと」なので取り組みやすくなります。

考えるのが苦手なお子さまの場合には、保護者様が一緒に考えてサポートしてあげることもポイントです。無理なく取り組める内容にできるように調整しながら作ってみてください。

自主的に頑張っている様子が見られたら、その都度しっかり褒めることも忘れないようにしましょう。保護者様の声かけが、お子さまにとって継続して頑張ろうという原動力になります。

まとめ

お子さまが勉強しない様子をそのままにしておくと、結果的にお子さまの将来に影響が出てしまう可能性があります。お子さま本人は先々まで見据えられていないことが多いので、保護者様のサポートがとても重要です。

お子さまとしっかり話し合いながら、効果的な声掛けや学習環境の整備などを進めていきましょう。勉強内容については学習をサポートするサービスを利用し、保護者様はメンタル面や生活面のサポートに徹するのがおすすめです。

保護者様のサポート次第でお子さまはきっと変わってきます。お子さまの大切な将来を守るためにも、ぜひ今できるサポートに全力で取り組んでみてください。

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監修

サブスタ代表

森岡峻平

もりおか・しゅんぺい。株式会社lean earns代表取締役。学習アドバイザー、不登校カウンセラー。
2011年、家庭教師派遣事業を展開する教育系グループの営業責任者に就任し、3年間従事。2015年に教育ベンチャーを起業して以来、一貫して小・中学生向けICT教材の企画・開発に携わり、無学年式のオンライン学習教材「サブスタ」を開発。
また、昨今不登校生が増え続ける中、全国の通信制高校と連携し、サブスタを通じて出席扱い制度普及の活動を行っている。

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