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反抗期で勉強しない中学生への対応法! 親の関わり方も解説

家庭学習方法

2025/07/08

中学生のお子さまを持つ保護者様の多くが頭を悩ませるのが反抗期です。「どうしてあんなに言うこと聞かないんだろう」「何を考えているのかわからない…」と、不安になってしまい心が疲れてしまいますよね。親として、どう接すればいいのか悩んでしまう方は多いのではないでしょうか。

この記事では、そんな反抗期の中学生が勉強しない本当の理由や、親だからこそできるお子さまとの関わり方、やる気を引き出す方法について詳しく解説します。親子の信頼関係を大切にしながら、お子さまを前向きにサポートするための方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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反抗期に子どもが勉強しないのはなぜか

お子さまが反抗期に入ったタイミングで言うことを聞いてくれなくなり、気付けば勉強もしなくなってしまったというケースはよくあります。「前は素直に聞いてくれてたのに…」「何を言ってもすぐ反発されてしまって…」という声も少なくありません。こんな時親としてどう接していけばいいのでしょうか。

ここでは、反抗期に子どもが勉強をしなくなってしまう理由を解説していきます。お子さまの気持ちに理解を示せれば、不要な衝突を減らし、より良い関係性を築いていけるようになるはずです。

そもそも反抗期とは

反抗期とは、心と体の成長の過程で生じる自然な現象です。お子さまが自立心を身につけていくために、親の意見に反発したり、自分なりの考えを強く主張したりするようになります。この時期は精神的に不安定になりがちで、個人差もあるため、保護者様もどう関わっていけば良いのか悩んでしまう方が多くなります。

反抗期の言動は自分の意思を尊重してほしいというサインです。心配だからと必要以上に干渉したり叱ったりすると、逆効果になってしまいます。保護者様にとっても忍耐の時期として受け止めておくことが大切です。

保護者様は頭を抱えてしまいますが、反抗期が来るのはお子さまの成長している証拠です。お子さま自身も自分の気持ちを整理できず不安定になっているので、焦らず冷静に向き合ってあげてください。保護者様が理解を示すことで、お子さまは安心し、心を開きやすくなります。親にできることは、何があってもお子さまの味方でいることと、お子さまに寄り添う姿勢を忘れないことです。

子どもが勉強しなくなる理由

反抗期のお子さまが勉強しなくなる理由は、実は単なる怠けや甘えではありません。ほとんどの場合、自立心が芽生えたことにより、自分で決めたいという気持ちが強くなっているのです。

たとえば、「勉強しなさい」と言われると勉強したくなくなり、だれもすすめてないのに夢中になっているものがあるのがこの時期です。

また、周りからの期待にプレッシャーを感じ、勉強から距離を置いてしまうお子さまもいます。こういった場合は、精神的な不安定さや自己肯定感の低下が背景に隠れていることが多いです。

大切なのは、勉強しない表面的な行動を責めるのではなく、心の奥にある本当の理由に気づいてあげることです。お子さまの心の変化を知り、寄り添おうとする姿勢が、この時期を一緒に乗り越えるための第一歩になります。

反抗期の子どもへのよくあるNG対応

反抗期のお子さまに対して、ついつい感情的になってしまうことってありますよね。「どうして理解してくれないの」「なんでここまで反抗的なのか」とイライラしてしまうことも少なくないはずです。

ですが、反抗期のお子さまに対してNGな対応を続けてしまうと、関係はどんどん悪化していってしまいます。そこでここでは、保護者様がついやってしまいがちな対応を紹介し、どんな影響を及ぼしてしまうのかを解説します。

勉強を強制する

反抗期のお子さまに対してNGな行動の一つは、勉強を強制することです。「勉強しなさい」と言い続ける分だけ、勉強から離れていきます。自立心が芽生えるこの時期は、自分で決めたことならがんばれますが、強制されることには反発したくなってしまうのです。

また、強制されると「自分はダメな人間」「怒られるからやってるだけ」といったネガティブな感情まで生んでしまう恐れがあり、結果として勉強そのものが嫌いになり、反抗期が終わったあとまで影響が出てしまいます。

大切にしなければいけないのは、お子さまの意思を尊重することです。「何が嫌なのか」「何ならがんばれるのか」を聞き、一緒に考える姿勢を持つことで、少しずつ前向きな気持ちになっていきます。

周りと比較する

反抗期のお子さまに、周りと比較するような言葉をかけるのも、絶対に避けるべきNG行動です。「あの子は一日何時間も勉強してる」「私が子どもの頃はこうだった」などの言葉は、お子さまの自尊心を深く傷つけ、自分は劣っているという思い込みが強くなります

比較され続けると、「どうせ無理だから」「がんばっても意味ない」と、あきらめやすくなります。こうした気持ちを持つようになると、勉強への苦手意識や反抗したくなる気持ちがどんどん高まっていきます

他人と比べず、お子さまの変化や成長を見てあげましょう。少しでもできるようになったことを褒め、がんばったことを認めている言葉を保護者様から受け取ることで、自己肯定感は育まれていくのです。

放置する

反抗期のお子さまが言うことを聞かないからといって、放置するのもNGです。干渉しすぎるのも良くないのですが、完全に放っておかれると、自分に興味がないんだと感じ、寂しさや孤独感でいっぱいになります。これが自己肯定感の低下や、無気力につながるのです。

放置されたままでは勉強習慣もつかず、反抗期が終わっても学習面で苦労します。お子さまとの向き合い方がどれだけむずかしくても、見て見ぬふりするのではなく、適切な距離感で見守り続けることが大切です。

保護者様にできるのは、いつも味方でいながら必要なときに声をかけることです。「何か困ったときはいつでも言ってね」「あなたなら大丈夫、信じてるよ」と優しく包み込むことで、お子さまは安心でき、自ら前向きな選択をしようとするようになります

反抗期の子どものやる気を引き出す方法

反抗期のお子さまへのNG行動は意識できても、やる気を引き出すのは簡単なことではありません。「やりなさい」と言っても素直には聞いてくれず、どうしたらやる気になってくれるのか悩んでしまう保護者様は多くいらっしゃいます。

そこでここからは、前向きな気持ちを取り戻せるようになるための、お子さまとの適切な関わり方を紹介します。

干渉しすぎない

反抗期のお子さまのやる気を引き出すために意識しておきたいことは、干渉しすぎないことです。あれこれ口うるさく言われてしまうと、「自分で決めたいのに」「ほっといてほしい」と反発したくなる気持ちばかり強くなり、やる気も出なくなります。保護者様が干渉すればするほど、お子さまはどんどん反抗的になっていくのです。

干渉を控え、見守ることに専念すれば、自分は信用してもらえているという安心感を得られます。自分で考え、自分で決めることが、自立心や自己肯定感を高めることにつながるのです。

とはいえ、完全に放置はしないように注意しましょう。お子さまが困ったときにいつでも相談できる雰囲気をつくっておくことは重要です。「あなたなら大丈夫」「いつも応援しているよ」という思いが伝われば、少しずつ前向きな気持ちになっていきます。

否定しない

否定をしないことも、反抗期のお子さまのやる気を引き出すためには大切です。「どうせやらないでしょ」「やっても意味ない」などの否定的な言葉は、お子さまのやる気と自信を奪い、チャレンジしようとする気持ちをつぶしてしまいます。否定は、反発心や自己否定感すら生んでしまうのです。

保護者様から見て、たとえ勉強の取り組み方が違うと思っても、頭ごなしに「それじゃダメだよ」「効率が悪い」などとすぐ指摘するのはやめましょう。まずはお子さまが一生懸命考えたやり方を受け止め、「自分で考えたのすごいね、どうしてそうしようと思ったの?」と認めながら本人の考えを聞いてあげてください。

「いつでも頼ってね」という保護者様の姿勢が、お子さまのやる気を引き出します。

子どもの意志を尊重する

反抗期のお子さまのやる気を引き出すには、意志を尊重してあげることがとても重要です。この時期のお子さまに必要なのは、自分で考え、自分で決めて、自分でその結果を受け止めることです。

たとえば、勉強する時間や方法を話し合うときに、お子さまの考えを優先してみましょう。「どうやって決めようか?」「何ならがんばれそう?」と問いかけながら進めていくことで、自分の意志を尊重してもらえていると感じ、主体性や責任感も育っていきます

保護者様はアドバイス役にまわり、最終的な決定はお子さま自身に委ねてください。そうすることでお子さまは、責任を持って前向きにがんばる気持ちを少しずつ身につけていきます。

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無理は禁物! 親のストレスを緩和する方法

反抗期のお子さまに接するには、保護者様の心の余裕はとても大切です。親のイライラにお子さまはとても敏感で、緊張や不安をすぐに感じ取ります。がんばりすぎて一人で抱え込まず、自分を大切にすることも忘れないでください。

ここからは、保護者様が安定したメンタルを保ち、心の余裕を持てるようになるための工夫の仕方や考え方を紹介していきます。

趣味の時間をつくる

保護者様が前向きな気持ちを維持するためには、趣味の時間をつくることがおすすめです。反抗期のお子さまと向き合い続ける日々はとても大変で、知らず知らずのうちに心を消耗させています。そんなときは、子育てから少し離れ、自分の時間をつくるようにしましょう

気になってるドラマを見たり、好きな音楽を聴いたり、友達とおでかけしてみるなど、リフレッシュする時間を過ごしてください。心が休まれば、また明るく気持ちを前向きを取り戻せます。

教育熱心な保護者様ほど、お子さまのことばかり考えてしまい、気づいたらいつも自分を後回しにしてしまいがちです。それが続くと余裕がなくなり、イライラや不安ばかりが募ってしまいます。保護者様が自分を大切にし、笑顔が増えることは、お子さまにとっても非常に良い影響をもたらします。気負いしすぎずに、メンタルをコントロールしながら反抗期を乗り切りましょう。

信頼できる人に相談する

保護者様だけでお子さまの反抗期に向き合うのではなく、信頼できる人に相談することも大切です。一人で抱え込んでいると、悩みや不安はどんどん積み重なり、疲弊してしまいます。ぜひ周囲を頼ってみてください。

家族や身内、友人などに話を聞いてもらうだけでだいぶ気持ちが軽くなります。同じような経験をしてきた人からのアドバイスが聞ければ、思いがけないヒントを得られることもあるでしょう。話すことで自分の考えを整理でき、気持ちも前向きになりますよ。

ぜひあまり深く考えすぎずに、世間話のように気軽に誰かに相談してみてください。

教育のプロに頼る

反抗期のお子さまとの関わりに悩んだときは、プロに相談するのも賢い選択です。学校の先生やスクールカウンセラー、塾などでは、子どもの成長や心の変化について多くの知識と経験を持っています。こうした専門家の力も上手に活用しましょう

担任の先生に学校での様子を聞いてみたり、スクールカウンセラーに話を聞いてもらったりするだけでも、新しい気づきや具体的なアドバイスが得られるはずです。塾であれば、学習面についてのサポートも受けられます。

専門的なサポートを受けることで、悩みを抱え込まずに心にも余裕が生まれ、お子さまにしっかり向き合えるようになっていきます

反抗期でも接し方一つで勉強するようになる

反抗期のお子さまが勉強しないのには、反抗期ならではの理由が必ずあります。言うこと聞かないからといってただ叱ったり強制するのではなく、気持ちに寄り添い、お子さまの意志を尊重した接し方をしていけば、やる気は少しずつ引き出されていきます。

反抗期のお子さまがもし自宅で学習を進めたいと言ってきたら、無学年式オンライン教材の「サブスタ」がおすすめです。国内初のおうち学習サブスクで、映像授業を自分のペースで学び、勉強のプロがお子さまの状況に合わせた学習計画表を作成するサポートも受けることができます。

焦らずに、一人で抱え込まず、親子で一緒にこの大切な時期を前向きに乗り越えていきましょう。

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監修

サブスタ代表

森岡峻平

もりおか・しゅんぺい。株式会社lean earns代表取締役。学習アドバイザー、不登校カウンセラー。
2011年、家庭教師派遣事業を展開する教育系グループの営業責任者に就任し、3年間従事。2015年に教育ベンチャーを起業して以来、一貫して小・中学生向けICT教材の企画・開発に携わり、無学年式のオンライン学習教材「サブスタ」を開発。
また、昨今不登校生が増え続ける中、全国の通信制高校と連携し、サブスタを通じて出席扱い制度普及の活動を行っている。

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