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受験生なのに勉強しないのはなぜ?親ができる効果的なサポート方法を解説します

家庭学習方法

2024/12/31

自宅で受験生が全然勉強していない様子が見えると保護者様としては心配になってしまいますよね。そんな様子を見てイライラしてしまうこともあるのではないでしょうか。

そもそも、なぜお子さまは受験が近づいているとわかっているのに勉強しないのでしょう?

実は、勉強しないのには本人なりの理由があります。保護者様がお子さまの気持ちに寄り添い、状況に合わせたサポートをすることで前向きに受験勉強に取り組みやすくなりますよ。

この記事では保護者様ができる効果的なサポート方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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子どもが受験勉強をしない理由

子どもが受験勉強をしない理由

受験勉強に取り組めない理由はお子さまによってさまざまです。ここでは、受験生によくある主な理由を5つ紹介します。

  • 何をしたらいいかわからない
  • 集中して取り組めない
  • 受験合格までの難易度を認識できていない
  • 自信が持てずネガティブになっている
  • 勉強が嫌い

まずはお子さまの勉強に向かわない理由にしっかりと向き合うことが大切です。それぞれの理由について詳しく解説していきますので、お子さまの悩みを見つけるヒントにしてみてください。

何をしたらいいかわからない

受験勉強に取り組まない受験生に多く見られる代表的な理由が「何をしたらいいかがわからない」というものです。

受験勉強しなければいけないことは頭でわかっていても、いざ手を付けようにも何から始めていいのかが見えていないので勉強が後回しになってしまいます。

たとえば、学校の定期テストであれば試験範囲がはっきり出されているので、自分で勉強を進めるのは比較的簡単です。

ところが入試では試験範囲が広く、計画を立てるのが一段と難しくなります。そのため、何から始めるのが正解なのかがわからず勉強に身が入らないのです。

このような理由で悩むお子さまの場合には、今の自分の学力を把握して受験までに何をすればよいかを明確にしましょう。具体的な計画が立てられれば、自主的に勉強に取り組みやすくなりますよ。

集中して取り組めない

いざ勉強しようと思って机に向かっても、集中力が続かないという飽きっぽい性格のお子さまもいます。集中力が続く時間には個人差があるので、仕方のないことです。気合で長く勉強しようと思ってもなかなか難しいものなので、集中できる時間内で効率的に勉強する方法を考えましょう。

たとえば15分で飽きてしまうのであれば、15分を一つの区切りにして学習計画を組むのがおすすめです。その後休憩を5分取って、また15分勉強に取り組みましょう。これを繰り返すことで、飽きっぽい性格のお子さまでも集中した学習時間をしっかり確保できます。

集中して勉強する時間がしっかり取れるのであれば、無理に長い時間机に向かってダラダラと時間を過ごすよりもよっぽど効果的です。

お子さまの性格や学習状況に合った勉強方法を取り入れましょう。

受験合格までの難易度を認識できていない

「受験すれば合格できるだろう」と余裕や自信がありすぎて勉強に取り組まない受験生もいます。本当に勉強しなくても合格できる学校を受験するのであれば良いのですが、ほとんどの場合は受験の難易度を見誤っています。

たとえば、模試で合格圏内に入っているとその結果だけを信じて安心してしまい「このままでも受かる!」と気を抜いてしまうことがあります。

過去問題で常に目標点をクリアしていたり、過去問題でも合格ラインの点数が取れていたりと、実力が十分に備わっているのなら問題ありません。しかし、多くの場合は自分の現状の学力と目標が見えていないだけです。

受験合格のためには入試までに何ができるようにならなければいけないのかを具体的に示すことで、程よい危機感を持ってもらいやすくなります。意識が変わればしっかりと受験に向けて勉強できるようになりますよ。

自信が持てずネガティブになっている

勉強に対して自信が持てずにネガティブになってしまうと、勉強に身が入らなくなる受験生は多いです。模試の結果が悪かったり、周りが伸びているのがわかったりすると「どうせ勉強しても合格できない」と投げやりな気持ちになってしまいます。

このような状態になるのは、それまで勉強に一生懸命向き合ってきた人がほとんどです。頑張っているのに努力が報われなければ、ネガティブになるのも無理はありませんよね。

努力は無駄になっていないこと、できることは着実に増えていることを認識させることが大切です。目に見える結果が出てないのであれば、いつも近くで見守っている保護者様からぜひ努力している姿勢を褒めてあげてください

自信を取り戻すきっかけさえあれば、また勉強に向かうモチベーションを築くことができますよ。

勉強が嫌い

勉強しない理由の一つとして、「そもそも勉強が嫌い」ということが考えられます。

もしこの理由が原因なのだとすれば、たとえ受験生だとしても勉強に向き合い続けるのはかなり苦痛に感じてしまうでしょう。

勉強が嫌いな受験生の場合、学校の授業や家庭学習での成功体験が少ないことが多いです。「自分なりに頑張ったのに成績に反映されなかった」「授業で言っていることがわからなくて面白いと思ったことがない」など嫌いになった原因はさまざまです。誰でも「できないこと」を好きになるのは難しいですよね。

まずは勉強はやればできるものなんだという成功体験を積むことが大切です。勉強ができるという実感が持てれば、もっとやってみようというモチベーションにつながります。

「好きこそ物の上手なれ」という言葉にもあるように、好きなことであれば熱中して取り組めるようになり、自然に次々とできることが増えていきますよ。

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勉強しない受験生に親が取ってはいけない行動

勉強しない受験生に親が取ってはいけない行動

勉強しない受験生の姿を見ると、親の方が不安や焦りを感じてしまいますよね。

ついつい「このままじゃどこも受からないよ!」「遊んでばかりいないで勉強しなさい!」などと厳しい言葉をかけてしまうこともあるのではないでしょうか。

ここでは保護者がやってしまいがちだけど、取ってはいけない行動として以下の3つを紹介します。

  • 周りと比較する
  • 結果だけを見て叱る
  • 何もせずに放っておく

普段のお子さまへの接し方を思い出しながら確認していきましょう。

周りと比較する

「〇〇さんはこの間の模試でA判定だったらしいよ!」

「〇〇くんは朝早く起きて勉強してるんだって!」

「お兄ちゃんはもっと勉強してたよ!」

といったお子さまを周りと比較するような声掛けは避けましょう。たとえ発破をかけるつもりだとしても逆効果になる可能性が高いです。

受験生である以上、模試の結果や周りの様子から自然と友達と比較してしまう場面は多々あります。そんな中で保護者様から周りと比べられる声掛けをされては、うっすらと抱いている不安な気持ちにさらに火をつけてしまい、「自分はできないんだ」とネガティブな気持ちを持たせてしまうでしょう。

比較するときは対象を過去のお子さま自身にしてあげると効果的です。「先週はあんなに頑張れたじゃない!」「受験生の見本のような生活を送っていたよね」など、過去の自分にできていたことであれば今の自分にもできると思えて取り組みやすくなります。また、このような言い方であれば、過去のお子さまを褒めることになるので嫌な気持ちにもなりにくいです。ぜひ実践してみてくださいね。

結果だけを見て叱る

子どもの勉強に進み具合を保護者様が知るきっかけとなるのが、テストや模試、成績などの結果ですよね。伸びていなかったり、下がっていたりすれば保護者様が心配になるのも無理はありません。

ですが、結果を見て「やばい」と思っているのは受験生本人も同じです。たとえ強がっていても、内心では不安や焦りが生まれていることも。だからこそ、保護者様に結果のことを叱られるとますますモチベーションは下がります。自分を否定されたと感じてしまい、反発心が強くなり勉強から離れてしまうこともあるでしょう。

特に勉強に本腰を入れ始めたばかりのお子さまは、成果が目に見える形で現れるまでに時間がかかります叱るのではなく、むしろ「今は頑張っている途中だから、まだ結果は気にしなくていいんだよ。」「ここはできてるんだから、順調な証拠だよ!」とぜひ励ましてあげてください。

結果は受験までに出てくればいいのですから、焦らず根気よく応援してあげましょう

何もせずに放っておく

何もせずに放っておいてもお子さまにとって良い影響は期待できません。

勉強しなさいと言い続けて疲れてしまったり、言っても聞かないからと諦めたりすることもあるかもしれません。しかし、最も身近な親から何も言われず関心を持たれないというのは、お子さまにとってはとても酷なことです。

保護者様からすれば、言ってもダメなら自分で気づくまで待っていようという親心があったとしても本人に伝わらなければ意味がありません。

勉強しないのはなぜなのか、本人がどう思っているのかを一度じっくりとひざを突き合わせて話してみるのも良い方法です。

多感な受験生からは嫌がられるかもしれませんが、それでも「関心がある」「何とかしてあげたいと思っている」という気持ちは伝わります。本当に困ったときに相談しやすい関係を築きやすいのでおすすめです。

干渉しすぎず、放置しすぎずというバランスが難しいところですが、お子さまとの適度な距離感を保ちながらコミュニケーションを取っていきましょう。

勉強しない受験生に効果的な親のサポート方法

勉強しない受験生に効果的な親のサポート方法

子どもが受験勉強に全力で取り組めるようになるためには、保護者の関わり方が重要です。ここでは、なかなか勉強しない受験生に効果的なサポート方法を3つ紹介します。

  • 子どもの話に耳を傾ける
  • 今の学力状況について話し合う
  • 学習環境を整える

お子さまの状況をしっかりと把握し、勉強に向かうためにはどうするべきかを一緒に考えていくことが大切です。すぐにできることばかりなので、ぜひ実践してみてください。

子どもの話に耳を傾ける

意外とできていないのが、お子さまの話をじっくり聞くことです。

記事の中でも紹介してきたように、受験勉強に取り組まない理由は人によってさまざまです。だからこそ、お子さま本人が自分の言葉で今の状況を語れるように耳を傾けてあげることが大切です。

ここでポイントになるのは、自分から話すまで待つことです。自分の気持ちや状況を素直に話すというのは簡単ではありません。整理しながら話すので、たどたどしくなったり、何を言っているのかわからなくなることもあるかもしれません。それでも、話を遮ったり「どういうこと?」と詰め寄るのではなく、とにかく聞くことに徹しましょう

受験までの間、壁にぶつかったり落ち込んだりすることもあるかもしれません。自分の話を聞いてくれるという安心感があれば、困ったときにスムーズに相談しやすくなります。「あなたのことをいつでもサポートするよ!」という姿勢を見せて、安心させてあげてください。

今の学力状況について話し合う

子どもが受験生としての自覚がなく勉強に向き合わない場合、正しく現実を認識してもらう必要があります。

このまま勉強せずに受験した場合、合格がどれだけ難しいのかを伝えましょう。このとき、否定するのではなく「現実」を伝えてあげることがポイントです。伝え方によっては過度に不安を煽ってしまい、逆効果になることもあるので注意しましょう。

模試の結果など具体的な数値を一緒に見ながら、冷静になって志望校と現状の学力の差を確認するのがおすすめです。そして残された時間で学力差を埋めることが簡単ではないこともはっきりと伝えましょう。危機感を正しく受け止められれば、必要性に気づいて勉強に向き合えるようになります。

また必要以上の不安を感じさせないためにも「今からやればまだ間に合うから頑張ろう!」「あなたなら大丈夫!できるよ!」と励ましの言葉で話し合いを終えることもポイントです。

お子さまが後悔することのないようにしっかりと話し合い、背中を押してあげてください。

学習環境を整える

勉強の環境を整えてあげるのも有効な手段です。

一人で受験勉強を進めるのが難しいようなら、学習をサポートしてもらえるサービスの利用を検討しましょう。たとえば学習塾や家庭教師、気軽にできるサブスク式の学習サポートなどサービスの種類は豊富にあります。

受験対策に特化した知識だけでなく、一人ひとりに合った学習計画までサポートしてくれるサービスを提供しているところもあるので、お子さまの状況に合わせて選択することが大切です。

また、何か新しいものを取り入れることは勉強に向かうきっかけになりやすいです。受験生としてのスイッチを早く入れたいという場合には、一番即効性のある方法と言えます。

お子さまの性格や学習状況に合うサービスの利用をぜひ検討してみてください。

受験生が勉強するためには、親のメンタルも大事!

受験生が勉強するためには、親のメンタルも大事!

保護者様のメンタルが安定していることは、受験生の勉強にも好影響があります。

家で受験生のお子さまが全然勉強していない様子を見るたびに、「勉強しなさい!」と声をかけたり、「受験生なのに・・・!」とイライラしたりする保護者様は多くいます。ついつい勉強させるために厳しく当たってしまうこともあるのではないでしょうか。

ここまでに紹介してきたように、お子さまが落ち着いて受験に向き合い勉強するためには、保護者様が日々ポジティブなコミュニケーションを取ることが大切です。勉強に向かってもらうためにも、まずは保護者様が受験に対する不安を解消してください。

たとえば同じ受験生を持つ保護者や、学校の先生など、信頼できる相手に相談してみるのがおすすめです。誰かに話すことでお子さまの様子を冷静に見れるようになり、おだやかにコミュニケーションが取れるようになりますよ。

受験生のお子さまのためにも、無理をせずに保護者様自身のメンタルケアも大切にしてください。

親のサポート次第で勉強しない受験生は変わる!

親のサポート次第で勉強しない受験生は変わる!

全然勉強しないという受験生も、保護者様のサポートの仕方一つで変わることができます。

記事の中で紹介した関わり方のポイントを押さえながら、ぜひ今日からコミュニケーションを取ってみてください。

お子さまが学習計画の立て方や勉強の内容がわからなくて困っているという場合、サポートの仕方に悩むこともあるでしょう。

そんな時には、無理に一緒に考えるのではなくプロの手を借りるのがおすすめです。

勉強のことはプロに任せて、保護者様だからこそできるサポートに徹することで受験までのサポートを無理なく行うことができますよ。

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監修

サブスタ代表

森岡峻平

もりおか・しゅんぺい。株式会社lean earns代表取締役。学習アドバイザー、不登校カウンセラー。
2011年、家庭教師派遣事業を展開する教育系グループの営業責任者に就任し、3年間従事。2015年に教育ベンチャーを起業して以来、一貫して小・中学生向けICT教材の企画・開発に携わり、無学年式のオンライン学習教材「サブスタ」を開発。
また、昨今不登校生が増え続ける中、全国の通信制高校と連携し、サブスタを通じて出席扱い制度普及の活動を行っている。

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