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勉強計画の立て方のコツを解説!具体的なステップも紹介

家庭学習方法

2025/07/08

「勉強ってどうやって取り組ませたらいいの?」そんな悩みを抱えている保護者様は少なくありません。学校の宿題に部活や塾、習いごとなど、やらなければいけないことが多いからこそ、効率よく進めていく必要があります。そのためには、勉強計画の立て方を工夫することが大切です。

この記事では、勉強計画の立て方に悩む保護者様に向けて、失敗しないコツや具体的なステップを分かりやすく解説していきます。きちんと立てた勉強計画に沿って進めていくことが、お子さまの自信や学習習慣の定着にもつながっていきますよ。

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失敗しない勉強計画の立て方のコツ

勉強計画を立てるとき、最初に張り切って細かく予定を詰め込んでしまいがちですが、それが原因でうまくいかなくなってしまうことがよくあります。日々学校の宿題が出たり、行事があったりと予測できないことが多く起こるお子さまにとって、予定どおりにいかない日があるのは当然のことです。

勉強計画を立てるときは、失敗しないためのコツがあります。無理なく続けられる計画の立て方を知っておくことが、前向きに取り組むための第一歩です。

目標設定をする

成果が出る勉強計画を立てるうえでまず大切になってくるのが、目標設定です。ただやみくもに勉強に取り組んでしまうと、なぜやらないといけないのかがわからず、モチベーションを維持するのがむずかしくなってしまいます。保護者様がお子さまをリードしながら目標を考えることで、学習への前向きな気持ちを引き出すことが可能です。

最初は大きな目標を設定してみましょう。次のテストで80点以上を取る、5分でもいいから毎日勉強するなど、具体的な数値や行動を決めるのがポイントです。達成までの道筋が具体的に見えてきます。

目標がはっきりすれば、何のために何をすればいいのかが明確になるので、日々勉強に取り組む意味が生まれます。取り組もうとしている姿勢が見られたら、小さなことでもしっかり褒めてあげてください。継続してがんばりが成果として返ってくる経験を積み重ねられれば、お子さまの自己肯定感や自立心が育まれます

現状を把握する 

お子さまに合った勉強計画を立てるためには、お子さまの現在の学習状況を正しく把握することは欠かせません。得意な科目と苦手な科目、普段どのくらいの時間勉強できているのかなど、現状を知ることから始めてみましょう。

お子さまに直接聞いてみたり、テストの結果や学校での様子を先生から聞くなどして、具体的な情報を集めるのが有効です。この時点では、学習習慣が身についていなくても焦らず、現状を正確に把握することを意識してくださいね。

今の状況を正しく理解できれば、無理のない勉強計画が立てやすくなります。自分に合ったペースと進め方で取り組むことで、勉強への抵抗感を減らし、継続する力を育てていくことにもつながっていきます

生活スケジュールを確認する

無理のない勉強計画を立てるには、お子さまの日々の生活全体を見直すことも大切です。学校や塾、習いごとなどにあてている時間や予定を改めて確認することで、現実的に無理のないスケジュールが立てやすくなります

たとえば、帰宅してから寝るまでの時間に、どれだけの時間を確保できるのかを確認してみましょう。すでに予定が詰まっている日は、短い時間でできる内容にしたり、休息を優先する日をつくるなど、ある程度割り切った考えで計画を立てることも大切です。

勉強時間を確保するために無理に予定を削り、学習を詰め込みすぎてしまうと、お子さまの負担になってしまいます。まずは今の生活リズムに合った無理のないスケジュールで、少しずつ勉強を取り入れていきましょう

勉強計画が思うように進められない原因5選

勉強計画は、立てるだけで満足してしまったり、計画通りに進まず途中でくじけてしまうことも少なくありません。とくにお子さまにとっては、計画通りに毎日を過ごすのはなかなかむずかしいものです。うまくいかないこともある前提で考えておき、原因をしっかり振り返ることを大切にしましょう。

そこでここでは、勉強計画がスムーズに進まないときに考えられる主な原因を5つ紹介します。よくある原因を知っておくだけでも、つまずいたときに冷静に対応できるようになるはずです。一緒に確認していきましょう。

目標が高すぎる

勉強がうまく進まない原因の一つに、勉強計画を作る時点での目標が高すぎることがあります。たとえば「毎日2時間勉強する」「次のテストで100点を取る」など、最初から高い理想を目指しすぎてしまうと、なかなか成功体験を得ることができず、「できない」という経験から知らず知らずのうちに自信をなくしてしまうことがあるのです。

まずは、現実的な目標設定を行うことが重要です。「1日5分、毎日机に向かう」など、お子さまにとって達成しやすい小さな目標を立てることから始めましょう。

成功体験を積み重ねることで、自然と自信が身につき、習慣化していきます。着実に無理なく進められる勉強計画にするためには、高すぎる目標を設定しないことがポイントです。

勉強計画が細かすぎる

細かすぎる勉強計画を立ててしまうと、継続しにくくなることがあります。たとえば「17時から17時15分まで計算問題をやって、17時15分から17時30分までは漢字をやって…」など、分単位で予定を決めてしまうと、少しのズレで全体の計画が崩れてしまうおそれがあるのです。

お子さまの体調や集中力、その日によっての急な予定変更もあるため、臨機応変に対応できるようあらかじめ余裕を持った計画を立てておきましょう。ある程度のざっくりしたスケジュールの中で、確実に確保できるであろう時間帯に取り組むよう計画しておくだけで、進めやすくなります。

細かく決めすぎるのではなく、「今日はここまででOK」といった気楽な気持ちで進められるよう、余裕ある勉強計画を立てることがポイントです。

学習時間が曖昧 

やるべきことは決まっていても、勉強に取り組む時間を曖昧に決めてしまっているケースもあります。たとえば「学校から帰ってきて少し休憩してから勉強する」「学校の休みの日にたくさん勉強する」など、具体的にやる内容や時間が決まっていないと、一度決めた計画でもなかなかやる気が起きず、後回しにしてしまいがちです。

「あとでやる」という選択が続くと、結局いつまで経ってもやらずにその日が終わってしまうことも少なくありません。やる内容だけでなく取り組む時間帯をあらかじめ決めておかないと、行動に移すのがむずかしくなってしまいます

勉強計画を立てるときは、何を、いつ、どれくらいやるのかを、無理のない量で事前にしっかり決めておくことが大切です。曖昧なままにせず、具体的な計画を持っておくことが、継続のカギになります。

余白時間がない

勉強計画に余白の時間がないと、予定通りにいかなくなったときにカバーできず、計画全体が崩れてしまうことがあります。たとえば急に体調が悪くなってしまったり、用事が入ってしまうと、詰め込まれた予定をこなせずにそのままになってしまい、同時にやる気もなくなってしまうのです。

とくに子どもは、日によって集中できる時間や気分に波が出やすいです。スケジュールにはあらかじめゆとりを持たせておくことが欠かせません。余白をつくっておければ、思わぬ変更にも慌てずに対応できます。

無理のない計画を立てるコツは、できなかった分をやる時間までつくっておくことです。急な変更が起きても対応できる計画なら、長く続けやすくなりますよ。

振り返りが不十分

計画通りに勉強を進めていくためには、うまく進められていないときに早めに気付くことが大切です。適宜振り返り、計画から外れている事実に気づければ、原因を分析して計画を修正することができます。

せっかく意気込んで立てた学習計画も、漠然とできない日々が続いてしまうと、段々と重要度が下がり、やる気をなくしてしまいます。なぜできなかったのか、どうすればよかったのかを大切にして一緒に振り返って軌道修正することで、また前向きに取り組めるようになりますよ

定期的に計画の見直しを行い、自分のペースに合わせて調整を重ねていくことが、勉強を習慣化していくための欠かせないステップなのです。

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勉強計画の立て方5ステップ

勉強計画を上手に立てるには、感覚的になんとなくで予定を組むのではなく、目的に合わせてステップを踏みながら立てていくことが大切です。ただ毎日決めたことをやるだけでは、長続きしにくく、途中からだんだんやらなくなってしまうことがあります。

そこでここでは、具体的な勉強計画の立て方を5つのステップに分けて紹介します。順を追って丁寧に取り組むだけで、お子さまが納得して取り組める計画が立てられるようになり、学習の習慣化にもつながりますよ。

ステップ1 全体のスケジュールを決める

まずは全体のスケジュールをざっくり決めましょう。これが勉強計画を立てるうえでの第一歩です。明確なゴールが決まっていないと、計画をつくることはできず、結局その場しのぎの勉強になってしまいます。

たとえば「夏休みが終わるまでにはここまで進めておきたい」「次のテストではクラスで何番以内の点数を取りたい」など、達成したい目標があると日々の勉強にも意味が生まれ、方向性が見えてきます。まずは全体のスケジュールを把握し、いつまでに何を達成したいのかを決めることが大切です。

最初に全体像をつかんでおくだけでも、途中で迷ったり、やる気が続かなくなっても立ち戻りやすくなります。お子さま自身が見通しを持つことが、安定した学習習慣につながるのです。

ステップ2 科目ごとの目標を設定する

全体のスケジュールを決めたら、次は科目ごとの目標を設定していきましょう。勉強するべき科目が複数ある場合には、それぞれを個別に考えることで優先順位が明確になり、取り組みやすくなります。

たとえば、漢字だけは間違えないようにする、計算問題のケアレスミスをなくすなど、科目ごとに具体的で、がんばればできそうな目標を設定するのがポイントです。達成の実感を得やすくなり、自然と学習意欲が持てるようになります。

目標がはっきりすれば、各科目にどれくらいの時間を使うべきかも自然と見えてくるため、計画がより具体的になります。時間配分を明らかにすることで、バランスよく学習を進められるようになりますよ

ステップ3 日単位のタスクに落とし込む

続いて、さらに具体的なスケジュールへと深めていきます。科目ごとの目標が決まったら、日単位のタスクに落とし込みましょう。日々のやるべきことを明確にし、あとは行動に移すだけの状態にすることが大切です。

たとえば、「毎日漢字を3つ覚える」「計算問題を毎日最初に5問解く」といったようにやるべきことが具体的になっていると、「明日でもいいか」という気持ちがなくなり、日々の学習習慣につながりやすくなります。何をすればいいのかで迷うことがなくなるため、机に向かうハードルも自然と下がってくるはずです。

ただし、あれもこれもと詰め込みすぎず、お子さまにとって無理のない分量にしておくのが大切です。タスクを日ごとに分け、コツコツ積み上げる習慣を身につけることで、計画の実行率が高まっていきます。

ステップ4 振り返りをする

計画を立てるときに振り返りをするタイミングをあらかじめ決めておくことも重要です。計画通り進まないことの方が自然で、なぜうまくいかなかったのか見直す時間がないと、同じ失敗をくり返してしまいます。

漢字が覚えきれなかった日は時間が足りなかった、集中力が続かなかった日は寝不足が続いてた、など、原因をはっきりさせておくだけで次の改善につなげやすくなりますお子さまと一緒に振り返る時間を大切にしましょう

振り返りは定期的に行うことが肝心です。気付いた時に振り返ろうと思っていると、後手に回ってしまうことが多いため、お子さまと一緒に事前に決めておくのがポイントです。

ステップ5 計画を修正する

最初に立てた勉強計画を修正することなく進めて大きな成果を出す人はほとんどいません。実際には進めていくなかで、うまくいかない部分や思うように進まないことが出てくるものです。

計画の進捗状況を振り返ったら、その都度修正を重ねていきましょう。「思ったより時間がかかった」「暗記だけじゃ解けるようにならない」など、実際にやってみないと気づけないことがたくさんあり、どれも素晴らしい気づきです。お子さまの成長や学習の進捗に合わせて、計画もどんどんアップデートしていくことが大切ですよ。

勉強計画を効果的に進めるコツ

ご紹介したステップの通りに勉強計画を立てられても、継続して取り組むのはむずかしいものです。実は毎日の勉強に取り組みやすくするためには、いくつかのコツがあります。

ここでは、お子さまが前向きに学習に取り組めるように、計画をしっかり進めていける方法を紹介します。学習習慣を定着させるヒントにもなりますので、ぜひご家庭でも試してみてください。

学習環境を整える

勉強計画をきちんと進めていくためには、まず学習に集中できる環境を整えることが欠かせません。スマホやゲーム機がすぐ近くにあると、ついつい気が散ってしまいがちです。静かな場所で、勉強に必要なものだけを机に出しておくなど、集中しやすい環境をつくりましょう。

勉強に取りかかる前の準備も大切です。文房具が揃っていなかったり、ノートや参考書を探すのに時間がかかってしまうと、その間にやる気が失われてしまいます。必要なものを事前に揃えておくことで、スムーズに勉強に入ることができますよ。

お子さまがやる気になっている時にすぐに集中できる空間をつくることが、計画通りに勉強を進めるための土台になります。まずは学習環境の整備から始めてみてください。

細かな休憩時間を設ける

長い時間勉強を続けていると、集中力が落ちてしまい効率が下がってしまいます。一生懸命取り組もうとしている姿勢は素晴らしいのですが、お子さまは大人よりも集中できる時間が短いのが一般的です。こまめに休憩をはさむことも大切にしてください

たとえば、25分勉強したら5分休憩するといったボモドーロテクニックを取り入れてみたり、1時間ごとにストレッチをするなど、短い時間でもリフレッシュする時間を意識的につくりましょう。気分がリセットされて、再び前向きに学習に向かう気持ちを整えられます

集中する時間と休ませる時間をセットにして考えることで、勉強のリズムが整い、無理なく勉強を続けられるようになります。最初は短い時間から試してみて、お子さまに合ったペースを一緒に見つけてみてくださいね。

気分転換の日をつくる

勉強を毎日継続させることはとても大切ですが、たまには気分転換の日をつくることも同じくらい重要なポイントです。休むことなくずっと勉強を続けていると、知らず知らずのうちに心や体が疲れてしまい、やる気が低下したり集中力が続かなくなったりしてしまいます。とくに子どもは大人よりもストレスに敏感なので、意識的にリフレッシュの時間をつくることが大切です。

おすすめなのは、週に1日は完全にお休みにして、好きなことを思い切り楽しむ日をつくることです。楽しみがあるからこそ、勉強する日としない日のメリハリが生まれ、モチベーションも維持しやすくなります。

無理にずっとがんばり続けるのではなく、メリハリをつけて取り組むことが、気持ちの切り替えにもつながります。気分転換の日も、学習習慣をつける大切な計画の一つとしてぜひ取り入れてみてください。

無理のない計画で継続的に取り組むことが大切

勉強計画は立てて終わりではなく、振り返りと修正をくり返しながら進めていくことが大切です。無理のないように、お子さまのペースに寄り添って調整することで、少しずつ学習習慣も身についていきます

それでも、どう進めればいいか不安という方には、映像教材で自宅学習を進められるサブスタがおすすめです。勉強のプロによる学習計画表の作成サポートもあるため、お子さまのペースで学習を進めたいときの強い味方になってくれますよ。

プロのサポートなども上手に活用しながら、お子さまの学習習慣が確立できるようサポートしてみてください。

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監修

サブスタ代表

森岡峻平

もりおか・しゅんぺい。株式会社lean earns代表取締役。学習アドバイザー、不登校カウンセラー。
2011年、家庭教師派遣事業を展開する教育系グループの営業責任者に就任し、3年間従事。2015年に教育ベンチャーを起業して以来、一貫して小・中学生向けICT教材の企画・開発に携わり、無学年式のオンライン学習教材「サブスタ」を開発。
また、昨今不登校生が増え続ける中、全国の通信制高校と連携し、サブスタを通じて出席扱い制度普及の活動を行っている。

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