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不登校になると友達関係は気まずくなる?親が意識するべき4つのポイント

不登校

2023/06/27

不登校になると、お子さまと友達との関係はどうなるのでしょうか。

保護者様は、お子さまの友達が離れていくのではないかと心配していませんか。また、お子さまが友達と会えなくて寂しい思いをしているのではないか、と悩んでいる方も多いと思います。

そこでこの記事では、不登校のお子さまの友達関係で、保護者様が意識するべき4つのポイントを解説していきます。

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友達よりお子さまの気持ちを優先する

中学生の友だち

不登校のお子さまに友達から連絡が来たとき、対応に悩む保護者様は多いと思います。

友達とお子さまの両方の気持ちを考えてしまうからこその悩みです。

では、保護者様はどのように考えて対応するといいのでしょうか。

お子さまの自己否定感を強めない

友達がお子さまを心配して訪ねてくれたとき、まずはお子さまの気持ちを優先させることが大切です。お子さまが、会いたくないと言うのであれば、無理に会わせる必要はありません

保護者様は、せっかく来てくれたのだから会った方がいいと思うかもしれませんが、親の目線で決めつけて、会わせることは控えましょう。

なぜなら、お子さまには、うまく言葉にできない会いたくない理由があるからです。学校の話は聞きたくないかも知れません。

また、学校へ来るように説得されたらどうしようと悩んでいることもあります。学校へ行かない自分と学校へ行ってる友達を比較して、自己否定感を強めてしまうことにもなりますので、会いたくない様子のときは無理に会わせるのはやめましょう

友達とお子さまの間に入る

友達とお子さまがSNSでつながっている場合、会うか会わないかは、自分で返事をするかもしれません。しかし、小学校低学年くらいは、保護者様が間に入って対応した方が、お子さまは安心するでしょう

会いたいけど会えない、そもそも会いたくないという様子が見られるときは、断るべきです。相手の気持ちを考えると申し訳ない気持ちになりますが、お子さまの気持ちを優先し距離を置いてもらうように伝えましょう。

友達と遊びたいなどの意思表示があれば、遊ぶ機会を作ってあげることです。気分転換にもなるし、友達の言葉に勇気をもらったり、外に出るきっかけになるかもしれません。

保護者様が間に入る場合は、お子さまが友達に対してうまく断れない場合か、お子さま同士の連絡手段がなく会う約束ができない場合だけにしましょう。

お子さまをコントロールしない

保護者様が最も意識すべきことは、お子さまの気持ちをコントロールしないことです。お子さまは保護者様の想像以上にたくさんのことを考えています

友達がいなくてもいいと思っていたり、そもそも友達は必要かどうか自分に問いかけているかもしれません。不登校の時期は、お子さまが自分と向き合う大切な時間です。

友達は必要だという価値観を押しつけるのは、お子さまを苦しめることになります。また、会いたくないはずだと勝手に決めつけるのもやめましょう

子どもには子どもの価値観があり、感情があります。保護者様の価値観だけが正しいものではありません。

学校の友達への対応の仕方

友達への対応

学校の友達は、自分の友達が不登校になると心配になるものです。特に、仲が良い友達はお子さまのために何かしてあげたいという気持ちでいるのではないでしょうか。

友達から連絡が来たときは、お子さまを心配してくれる気持ちに感謝して受け止めるようにしましょう

そのうえで、話したり会ったりできる状態でなければ、日を改めてもらうようにします。優先すべきはお子さまの気持ちです。

不登校の時期は、多くのお子さまは学校へ行ってる友達に会いづらさを感じています。しかし、時期が来たらお子さまのタイミングで友達に会う日がきますので、保護者様は深刻に考えすぎないことです。

また、友達の保護者様から連絡がある場合は、お子さまの様子を伝えておくのもいいかもしません。今まで通りの関係を続けなければならないと思う必要はなく、会うのが辛そうなときは距離をおいてもらうようにしてもいいのではないでしょうか。

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不登校でも友達はできる

友達と握手

学校だけが友達を作る場所ではありません。学校以外の場所でも友達を作ることはできます。

お子さまのエネルギーが貯まり、新しい環境を求めるようになれば、習い事やフリースクールの見学や体験をしてみてはどうでしょうか

また、ボランティアに参加してみたり、自然体験教室に行ってみるのもいいかもしれません。新しい場所で人に出会い、話をし、共通のものを見つけることで自然に友達はできるものです。

しかし、不登校のお子さまにとっては、新しい環境に入ることは想像以上に勇気がいることです。保護者様は、期待しすぎず、お子さまが新しい環境に馴染めなくても想定内という気持ちでいるといいでしょう

友達関係は子どもの課題

友達関係

どの年齢でもお子さまの友達関係は気になるものですが、保護者様がどうにかしなければならないものではありません。

お子さま自身が、友達とSNSで連絡を取っていたり、手紙のやりとりをしていたら、保護者様は必要以上に介入せず見守る姿勢でいましょう。

過干渉にならない

お子さまが友達とどのように付き合っていくかは、お子さまが考えることです。いじめや嫌がらせがある場合は別ですが、お子さまの友達関係に神経質にならないようにしましょう

不登校の時期に、友達との付き合いを相談されたら一緒に考えて対応するといいですが、保護者様は、お子さまの気持ちを先読みして行動しないように気をつけなければなりません。なぜなら、お子さまは、悩んだり失敗したときこそ自ら考え成長していくからです。保護者様は、良かれと思って行動する前に、過干渉でないかをもう一度考えるようにしましょう。

友達がいなくても大丈夫

不登校になって友達がいなくなっても、深刻に悩む必要はありません。なぜなら、一生を通して付き合う友達は案外少ないものだからです

不登校でなくても小中学校の友達が一生の友達として続くとは限りません。また、生涯の友達というのは大人になってからできることもあります。

不登校のお子さまは、学校へ行ってる同じ年齢のお子さまよりたくさんのことを考えています。友達の存在の意味をじっくり考えることもあるでしょう。友達がいないのはかわいそう、友達を作らなければならないという考えは保護者様の価値観です。

自分だけが正しいという姿勢で不登校のお子さまに押し付けるものではありません。

子供を信頼する

保護者様がお子さまを無条件に信頼していると、友達関係のことで深く悩むことはありません。

不登校でなくても、悪い友達と付き合ってはいないか、よくない事に巻き込まれていないか、と常に不安で心配が尽きない保護者様は、お子さまに過干渉と言えるでしょう。

お子さまが自分でできることを、勝手に保護者様が代わりにしてませんか。

お子さまが悩んでいるときに、すぐに解決しようとしていませんか。

いつまでも子供扱いする行為を続けていると、親子の信頼関係は損なわれます。

お子さまを心配するよりも、信頼することが大切です

まとめ

中学生の友だち

不登校の友達関係について、保護者様が意識すべき4つのポイントを解説しました。

  • 友達よりお子さまの気持ちを優先する
  • 学校の友達への対応の仕方
  • 不登校でも友達はできる
  • 友達関係は子どもの課題

不登校の時期は、お子さまが自分と向き合う大切な時間でもあります。

保護者様は、お子さまの友達関係に深く悩まず見守りましょう!

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監修

サブスタ代表

森岡峻平

もりおか・しゅんぺい。株式会社lean earns代表取締役。学習アドバイザー、不登校カウンセラー。
2011年、家庭教師派遣事業を展開する教育系グループの営業責任者に就任し、3年間従事。2015年に教育ベンチャーを起業して以来、一貫して小・中学生向けICT教材の企画・開発に携わり、無学年式のオンライン学習教材「サブスタ」を開発。
また、昨今不登校生が増え続ける中、全国の通信制高校と連携し、サブスタを通じて出席扱い制度普及の活動を行っている。

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