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不登校から中学受験は可能!困難を乗り越えて挑戦する意味とは?

不登校

2024/07/09

不登校のお子さまがいる保護者様のなかには「中学受験」を検討していた方もいるのではないでしょうか。「不登校になってしまったし、受験なんてできるはずがない!」って思っていませんか?結論からいうと、不登校であっても中学受験は可能です。

不登校を経験したからこそ得られる強みがあり、その経験を活かして中学受験に挑戦し、成功を収めるお子さまも少なくありません。この記事では、不登校から中学受験する際の注意点や具体的な準備についてくわしく解説します。また、中学受験後の注意点についてもお伝えしていますので、ぜひ参考にしてください。

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不登校から中学受験する際の注意点

不登校から中学受験する際の注意点

不登校のお子さまの中学受験は、さまざまな苦難を乗り越えての大きなチャレンジになるのは間違いありません。通常の受験生とは異なる困難や課題に直面するケースもあるでしょう。ここでは、不登校から中学受験する際、注意すべきポイントについてくわしく解説します。

段階的な学習計画を立てる

不登校のお子さまが中学受験に向けて学習を始める場合、最も重要なのは段階的な学習計画を立てることです。通常の受験生と同じペースで学習を進めようとすると、お子さまに過度なストレスがかかってしまいます。

まずは、お子さまの現状の学力を正確に把握することから始めましょう。不登校になって勉強から遠ざかっていた場合は、よほどの意欲がなければ自主的に勉強に取り組むのは困難です。家庭教師やオンライン学習を利用して基礎から積み直し、ステップを踏んで取り組む必要があります

オンラインで学習できるサブスタは、専任の学習アドバイザーがついて学習計画を立ててくれます。基礎を取りこぼすことなく学習が進められるので、不登校のお子さまにも安心です。中学受験に向けて効率的に学習を進めるためにも、心強いサポートの1つといえるでしょう。

家族のサポートは必須

長期間の受験勉強は時につらく、投げ出してしまいたくなることもあるかもしれません。そのようなときこそ、あたたかい家族の存在がお子さまの心のよりどころになるものです。中学受験に挑戦するなら、家族の理解と以下のサポートは欠かせません。

  • 心理的なサポート
  • 学習環境の整備
  • 生活リズムの調整
  • 家庭教師や塾の先生との連携

このように、お子さまが集中して学習できる環境の整備や食事の準備のほか、塾の先生との連携など、保護者様ができるサポートは多岐に渡ります。

子どもにあった学校選び

不登校を経験したお子さまにとって、中学校選びは非常に重要です。単に学力レベルだけでなく、お子さまの個性や興味、不登校の経験を踏まえたうえで最適な環境の学校を選ぶ必要があります。

積極的に学校説明会に参加して、実際の学校の雰囲気を感じるのも大切です。不登校経験者に対する理解や支援体制が整っているかなどを確認しておきましょう。また、教育方針が保護者様の価値観にあっているかも重要なポイントです。

最終的には、お子さま自身の意見を最大限尊重しなければなりません。複数の候補校を一緒に見学し、お子さまの感想や希望をしっかりと聞いたうえで受験する中学校を決定しましょう。

不登校から中学受験する意味

不登校から中学受験する意味

不登校を経験したお子さまに、中学受験する意味はあるのでしょうか。「もし不合格になったら、立ち直れないかもしれない」「合格しても、また不登校になったらどうしよう」と、保護者様が不安になるのも無理はありません。ここからは、不登校から中学受験する意味をいくつかの観点からくわしくみていきます。

自信の獲得

まず、不登校のお子さまにとって受験勉強を始めることそのものが、大きなチャレンジです。そのチャレンジしようとする勇気の1歩から、目標に向かって努力し成果を上げていく過程は、お子さまに大きな自信をもたらすでしょう。

不登校を経験したお子さまにとって、中学受験のチャレンジは自信を取り戻す絶好の機会です。結果にかかわらず、中学受験にチャレンジした自分を認めることができれば、お子さまの内面は大きく成長し、今後の人生の糧になるはずです。

高校受験がない

ほとんどの私立中学校は中高一貫教育のため、高校へそのまま進学できます。高校受験のストレスはなく、中学高校の6年間で計画的かつ継続的な学びを経て着実に学力を身につけます。

学校独自のカリキュラムや特色ある教育プログラムが提供され、高校卒業するころには進学や就職においてより多くの選択肢を持つでしょう。保護者様にとっても、お子さまが高校受験することなく進学できるのは大きな安心材料になるかもしれません。

社会性とコミュニケーション力が身に付く

不登校を経験したお子さまにとって、中学を受験して新しい環境に飛び込むのは、社会性とコミュニケーション力を向上させるチャンスです。この経験は、お子さまの対人関係スキルを大きく成長させ、将来の社会生活において重要な基盤を築いてくれるでしょう。

新しい学校環境に入ると、お子さまは多様な背景を持つ生徒たちと出会い交流する機会を得ます。異なる価値観や考え方、多様性を受け入れて協調性を育むのは、グローバル化が進む現代社会を生きていくうえで非常に重要なスキルです。

サブスタは無学年式のオンライン教材を、プロが作成する学習計画にそって進めていく新世代の勉強法です。自宅で行えば「出席扱い」にもなるため、内申点対策や自己肯定感UPにもつながります。不登校中の学習のお悩みをサブスタが徹底サポートします!

不登校から中学受験に向けた具体的な準備

不登校から中学受験に向けた具体的な準備

中学受験は、適切な準備とサポートがあれば、たとえ不登校だったとしても十分に可能です。しかし、不登校のお子さまが中学受験を目指す場合、通常の受験生とは異なるアプローチが必要でしょう。ここでは、不登校のお子さまの中学受験に向けた具体的な準備をお伝えします。

生活リズムの改善

不登校のお子さまにとって、規則正しい生活リズムを取り戻すのは非常に重要です。しかし、急激な変化は逆効果になる可能性があるので、徐々に改善していきましょう。日中の活動時間を増やして就寝時間を決めたり、食事の時間を規則的にしたりするのも大切です。

生活リズムの改善は、お子さまの体調を整えて自信回復を促します。体調が整えば、自然と学習への意欲も高まっていくでしょう。

メンタルヘルスケア

メンタルヘルスケアは、受験準備のなかでも重要な要素の1つかもしれません。不登校のお子さまが中学受験する場合、受験当日まで前向きな姿勢を維持できるかどうかが成功の鍵です。勉強の合間にリラックスする時間を確保して、心の健康を維持できるように心がけましょう。

また、お子さまの中学受験を成功に導くには、保護者様のメンタルヘルスも整っていなければなりません。保護者様に心の余裕があると、お子さまは精神的に安定します。

学習法の選択

不登校のお子さまの学習方法は、個々の状況や性格にあわせて決めましょう。外出が苦手だったり、集団授業があわなかったりするケースが多い不登校のお子さまには、オンライン学習や動画教材がおすすめです。

オンライン学習をベースにしながら、家庭教師で苦手科目を克服するなど、お子さまの状況に応じて学習方法を組み合わせるのも効果的です。最終的にはお子さまの意見を尊重し、お子さまが主体的に学習に取り組める環境を整えるのが大切です。

受験する学校の見学

中学受験するにあたって、行きたい学校の校内を見学したり説明会に参加したりするのも大切です。なぜなら、学校の雰囲気を実際に肌で感じると目標が具体化し、モチベーションの向上にもつながるからです。

保護者様は、偏差値や知名度だけでなくお子さまが安心して学べる環境であるかどうかを最優先に考えなければなりません。見学や説明会に参加するときにチェックしておくポイントは以下の通りです。

  • 校舎や設備の様子
  • 在学生の様子
  • 授業の雰囲気
  • 支援体制
  • 部活動の種類

可能であれば複数の学校を見学し、お子さまの感想を聞いて受験校を決めましょう。不登校経験者への理解がある学校かどうか、お子さまの特性にあっているかなど、保護者様の見極めも大切です。

また、学校見学はお子さまの受験に対する意欲を高める一方、逆に不安が大きくなるケースもあります。学校を見学したあとは、お子さまの様子をしっかり見て不安を受け止めてあげましょう。

不登校の子どもが中学受験したあとの注意点

不登校の子どもが中学受験したあとの注意点

さまざまな困難を乗り越えて中学受験を終えても、お子さまは新たな課題に直面する可能性があります。ここでは、合格・不合格にかかわらず、受験後に注意すべき点と対策を解説します。

志望校に不合格だった場合

残念ながら志望校に不合格だった場合、お子さまの落胆は大きく、その様子に保護者様は心配になるかもしれません。しかし、保護者様はお子さまの気持ちを十分に受け止め、受験までの努力を労ってあげてください

思いのほか、第一志望でない学校の方がお子さまに合った学校の場合もあります。時間が経てばお子さまは自分で気持ちを整理し、中学受験の経験も前向きにとらえられるでしょう。

新しい環境に適応するには

お子さまにとって、小学校から中学校への新しい環境への適応は大きな課題です。学校の規則や通学路など、入学前に確認できるものはしておきましょう。また、小学校と中学校の大きな違いの1つは、勉強量が増える点です。効率的な時間の使い方を身につけたり体力をつけておくのも大切です。

中学校生活にすぐに慣れなければと必要はありません。しかし、小学校とは違う点を理解し、早めに対策を考えておくと、不安は軽減できます

学校生活を継続するためのサポート

新しい環境に慣れたあとも、お子さまが安定して学校生活を送るために継続的なサポートは不可欠です。家庭では、規則正しい生活リズムを維持するほか、適度な休息と睡眠時間を確保しましょう。

お子さまの様子に変化があれば、早めに担任と面談したりスクールカウンセラーに相談したりする必要があります。困難に直面したときこそ、保護者様がお子さまをサポートして支える姿勢が重要です。

不登校から中学受験する親ができること

不登校から中学受験する親ができること

不登校のお子さまの中学受験は、大きな決断と勇気を必要とします。保護者様は、お子さまのチャレンジを受け止め、日々の勉強を労い、受験当日までサポートしていきましょう。ここでは、お子さまの中学受験に向けて、保護者様が心がけるポイントをお伝えします。

良好な親子関係の構築

中学受験に向けた準備の土台となるのは、信頼に基づいた親子関係です。お子さまの話には真摯に耳を傾け、批判や否定を避けつつ共感的な姿勢が大切です。日常的に会話の機会を設け、お子さまの興味や関心事について話し合い、受験に関する不安や希望を共有する場を作りましょう。

成績や結果にかかわらず愛情を示し、言葉だけでなくスキンシップなども大切にしてください。一緒に楽しむ時間を設けるなど、学習以外の場面でも良好な関係を築くのが大切です。同時に、保護者様自身のストレス管理にも留意し、怒りや焦りをお子さまにぶつけないよう気をつけましょう

安心安全の場所づくり

不登校のお子さまにとって、安心して過ごせる場所は非常に重要です。家のなかではお子さまがリラックスできる環境を整え、安心安全の場所を確保しましょう。自分の存在を認めてくれて、気持ちを受け止めてくれる安心安全の場があれば、お子さまは失敗を恐れないようになります。自分を受け入れてくれる場所があるからこそ、困難に挑戦できるのです

安心安全の居場所が必要な理由については、こちらの記事で詳しく書いています。ぜひ読んでみてください。

参考:不登校中の居場所はどんなところがある?第二の居場所づくりが必要な理由を解説します

中学受験は子どもの課題

中学受験がどんなに大変でどんなにつらくても、チャレンジするのはお子さま自身であり保護者様が代わってあげることはできません。お子さまの受験をなんとか成功させようと、過度な期待や圧力をかけたり必要以上に過干渉になったりしないように注意しましょう。

中学受験は、お子さまの人生の通過点でしかありません。中学受験の経験を通じて、お子さまは大きく成長し新たな可能性を見出していくでしょう。

まとめ

不登校のお子さまの中学受験は、大きなチャレンジであるのは言うまでもありません。しかし、適切な準備とサポートがあれば十分に可能です。段階的な学習計画、家族のサポート、お子さまに合った学校選びができれば、中学受験を成功に収めることができるでしょう。

中学を受験するにあたって、保護者様も不安に飲み込まれる日があるかもしれません。しかし、お子さまに過度な期待や圧力を与えないように注意し、良好な親子関係を築いてお子さまが安心して学習できる環境を整えるのが大切です。

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監修

サブスタ代表

森岡峻平

もりおか・しゅんぺい。株式会社lean earns代表取締役。学習アドバイザー、不登校カウンセラー。
2011年、家庭教師派遣事業を展開する教育系グループの営業責任者に就任し、3年間従事。2015年に教育ベンチャーを起業して以来、一貫して小・中学生向けICT教材の企画・開発に携わり、無学年式のオンライン学習教材「サブスタ」を開発。
また、昨今不登校生が増え続ける中、全国の通信制高校と連携し、サブスタを通じて出席扱い制度普及の活動を行っている。

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