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小学生が不登校になる原因は?親が知るべき子どもの不安と対応法を解説します

不登校

2024/05/01

小学生のお子さまが不登校になると「原因はなんだろう」「どうすればいいのかわからない」と深く悩む保護者様は多いと思います。

学校へ行きたくない理由を聞いても、はっきりした答えが出てきません。解決したくても話をしてくれないので、どのように接したらいいのかわからない方もいるのではないでしょうか。

この記事では、小学生が不登校になる原因を解説するとともに、抱えている不安について詳しくお伝えしていきます。

また、不登校の支援やサポートについても説明していますので、ぜひ参考にしてください。

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小学生の不登校児の現状は?

不登校の小学生の割合

近年、小学生の不登校の人数は増加の傾向です。文部科学省の調査によると、令和4年度に長期欠席した小学生196,676 人 (前年180,875 人)うち、不登校に分類されるケースは105,112 人 (前年81,498 人)と1.7%です。全国で10万人を超える小学生が不登校状態にあるのがわかります。

参照:令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について

しかし、この数字には定義に当てはまらない「年間30以上欠席していない者」や「病気が原因で学校へ行けない者」は含まれていません保健室登校や別室登校、数時間だけの登校など学校へ行きづらい傾向がある児童や、発達障害の特性を持ち欠席しがちな児童の人数を含めると、現状はもっと多くなるのです。

文部科学省は、不登校を以下のように定義しています。

何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いた者

参照:不登校の現状に関する認識

小学生が不登校になる主な原因は?

令和4年度 小学生児童における不登校の原因

出所:令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果についてをもとにサブスタ作成

また、文部科学省の調査では、小中学生の不登校の原因は「無気力・不安」の割合が61.1%と最も多く占めています。「無気力・不安」とは、なんらかの理由で自己肯定感が低かったり、日々の生活に物足りなさを感じたりしていて、無気力で通学に対して意欲が湧かない状況をいいます。

一般的な不登校の原因については、以下の記事でくわしく解説していますので参考にしてください。

不登校になる原因は?文科省の情報から増加の背景や対応法を解説!

不登校の原因になる小学生ならではの不安

小学校で不登校になる原因

不登校は決して悪い行為ではありません。しかし、お子さまの不登校が長引いて社会と関わらない状況が続くと保護者様も心配ですよね。

小学生になると生活環境は大きく変化します。小学校入学前は新しい生活に期待していたかもしれません。しかし、学校生活が始まると言葉にできない違和感を持つ場合があります

机に座っている時間が長くてしんどかったり、給食が苦手だったり、理由はさまざまです。すぐに適応できるお子さまもいれば、時間が経っても馴染めないお子さまもいるでしょう。

高学年では、勉強が難しくて理解できなかったり、友達とうまくいかなかったりと低学年のとは異なる悩みが出てきます。また、思春期に入ると、何に対してもやる気が出ず、わけもなく不安になるケースもあります。

小中学生の不登校の原因で最も多い「無気力・不安」は明確に言語化できるものではありません。お子さま自身もはっきりした理由がわからず、説明できないのではないでしょうか。原因というより、言葉にできないモヤモヤした気持ちが、無気力な態度や不安感として表れているのです。

ここからは、不登校の原因になる小学生ならではの不安について解説していきます。

①親と離れる不安

小学生になると、学校での生活が長くなり親と離れる時間が物理的に長いです。親がいない集団生活に自信が持てない状態で、大きな不安を感じています。

特に、母親と離れて精神的に不安定な状態になる「母子分離不安」は、小学校低学年に多く見られる症状です。

特徴としては、母親に付きまといスキンシップを求め、幼児退行現象(赤ちゃん返り)が見られます。母親がそばにいると、情緒的に安定して友達と一緒に仲良く遊べます。

母子分離不安は、母親の愛情を強く求め独占欲が強くなっている状態ですので、お子さまに幼さを感じて、拒絶したり注意や叱責したりすると不安は強くなるでしょう

母子分離不安による不登校については以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

不登校の母子分離不安タイプとは?親の対応や中学生で起こる場合の原因を解説

②勉強に対する不安

日本の学校は、全員が同じレベルを目指して集団で授業を受けるスタイルです。受け身の授業で、低学年からまわりと足並みをそろえて勉強します。ですので、一人一人に合った教育システムとは言えません。

低学年の頃までは授業が理解できたけれど、学年が上がるにつれてわからない内容が出てくる場合もあるでしょう。授業内容が難しくなり、少しでもわからない問題が出てくると不安になるお子さまがいます

心配するほど成績は下がっていないのに、本人はまわりとの差を気にします。完璧に理解できない自分に自信が持てないのです。自信がないので「先生に当てられるのが怖い」「間違えたら恥ずかしい」などのネガティブな感情が生まれます。

大人にとっては気にするほどの問題ではなくても、子どもの立場になると耐え難い状況といえるでしょう。

不登校中の勉強を遅れを取り戻す方法については、下記の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

不登校中の勉強遅れを取り戻す方法は?追い付くために親ができるサポート法も解説!

③人間関係の不安

先生や友達との関係がうまくいかないと、学校は楽しい場所にはなりません。声が大きくて威圧感のある先生が苦手なお子さまもいます。話題が合う友達がいなくてさびしい思いをしているお子さまもいるかもしれません。もし、このような状態なら、学校が楽しい場所と思えるでしょうか。

また、HSP気質のお子さまは「足並みをそろえなければ先生に叱られる」「失敗したら友達にからかわれる」というような不安を持っています。常に歩調を合わせてまわりにいる友達に気を使う集団生活に疲れ、学校にストレスを感じるのも少なくありません。

人間関係において、直接自分が関わっていなくても不安になる場合があります。繊細な性格のお子さまは、たとえ自分に関係なくても、自分のことのように受け取る傾向があるからです。先生に叱られている友達を見ると自分が叱られているように思えたり、言い争っている友達を見ると巻き込まれているような気持ちになったります。

このように、決定的ないじめや嫌がらせがなくても、学校生活における人間関係に不安を感じる場合があるでしょう。

HSPがきっかけで不登校になってしまうケースについては以下の記事でさらに詳しく解説していますので併せてご確認ください。

不登校になりやすいHSPとは?繊細なHSPの特性と4つの対応法を解説

④学校そのものが苦手

集団行動が苦手なお子さまは、そもそも学校というコミュニティに拒否感を抱きます。学校は、集団行動があたりまえの環境です。自分の意見を主張できずまわりに流され、結果として意思にそぐわない行動をしなければならない状況になるでしょう。

我慢して過ごす生活のなかでストレスが貯まり、体調を崩す場合もあります。

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不登校の小学生の親ができる3つの対応

不登校の小学生の親ができる対応

不登校の小学生の人数は増加傾向です。自分の子どもが学校へ行かなくなると、多くの保護者様は戸惑い、原因を探し始めます。

「どうしたら学校に戻せるだろう」「勉強が遅れて取り残されてしまう」という気持ちを最初に持つ保護者様は多いのではないでしょうか。しかし、最優先して考えなければならないのはお子さまの気持ちです。原因を突き止めて急いで学校へ戻そうとするのではなく、不安を理解して適切な対応で見守らなければ不登校は解決できません

ここでは、不登校になった小学生のお子さまに対して保護者様ができることをお伝えします。

対応①:安心させてあげる

まずは学校へ無理に行かせようとせず、家の中で心も身体もゆっくりと休ませてあげましょう。保護者様は、お子さまが突然学校へ行かなくなったように思うかもしれません。しかし、お子さまにとっては、長い期間ストレスが蓄積されて限界に達して動けなくなっている状態です。

苦しみや辛さを言語化できないとき、行動や身体の症状として表に出る場合があります。物に当たったり、弟や妹をいじめたりするときもあるでしょう。また、赤ちゃん返りする場合もあります。あるいは、腹痛や頭痛、発熱などの症状として出る場合もあります。

お子さまの心の状態を最優先して、家を安心安全の場所にするよう心がけてください。不登校の理由を知りたいがために、お子さまを問い詰めて無理に言葉で説明させようするのは逆効果です。

安心できる環境を整えて焦らず待っていると、少しずつ元気を取り戻してお子さまから話してくるかもしれません。

不登校中の居場所作りについては、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

不登校になると居場所はどうなる?居場所づくりが必要な理由を心理学的に解説!

対応②:専門家に相談する

不登校の小学生が抱えている問題はさまざまで非常に複雑です。そのため、保護者様だけで解決できない場合もあるでしょう。1人で不安を抱えながら解決しようとするのではなく、まわりに助けてもらうのも時には必要です

精神的にひどく追い詰められて、極度に不安を持っている様子であれば専門家の支援が効果的です。スクールカウンセラーに相談するほか、地域の教育支援センターに在籍している心理士に話を聞いてもらう方法もあります。

不登校の問題を解決したい気持ちはどの保護者様も同じです。不登校に関する相談や支援は、さまざまな場所で行われているので、カウンセラーの力も借りながらお子さまの意思を受け止め尊重しましょう

教育支援センターについては、以下の記事でくわしく解説していますので参考にしてください。

教育支援センター(適応指導教室)はどんな場所?文部科学省の情報をもとに解説!

対応③:中学生になる準備をする

小学校では不登校だけど、中学からは気持ちを切り替えて学校へ行きたい意思がある場合は、中学生になる準備をサポートしましょう。

小学校の勉強は本人のやる気が出たらすぐに追いつきます。心機一転中学からは学校へ通いたい意思が見られる場合は、勉強ができる環境を整えましょう。

しかし、保護者様が前のめりになって焦ってしまうと、お子さまのプレッシャーになります。「親の期待に応えなければ」「また行けなくなったらどうしよう」「勉強が難しいかもしれない」など、お子さまの不安はつきません。

大切なのは、お子さまが自ら勉強を始めるまで待つことです。

「進学したい」気持ちの裏には「行きたくない」本心が隠れている場合もあります。ですので、学校へは行っても行かなくても大丈夫、勉強はできてもできなくても大丈夫という気持ちで見守りましょう。親が主体になって進めると、再び中学生で不登校になる可能性があるので気をつけてください

また、中学校へ進学する以外にもフリースクールなどへ通う選択肢があります。学校だけが学びの場所ではありません。お子さまに合った学びの場所で、社会的自立のサポートも受けられます。

不登校の小学生への支援・サポート

不登校の小学生への支援・サポート

近年、不登校の小中学生が増えるなか、支援する団体やサポート体制が整ってきています。令和5年3月に文部科学省は「誰一人取り残されない学びの保証に向けた不登校対策」であるCOCOLOプランを取りまとめました。COCOLOプランは、不登校の児童生徒すべての学びの場を確保し、学びたいと思った時に学べる環境を整えるなどの取り組みを目指します。

不登校特例校の設置の促進や教育支援センターの機能を強化、またフリースクール等との連携の強化などが明記されています。不登校のお子さまがいる保護者様にとっては、希望が持てるプランではないでしょうか。

以下に説明するフリースクールやオンラインスクールが、不登校のお子さまの特性に合わせて多様化し、国から公的支援を受けられるようになるかもしれません。経済的な理由でフリースクールに通えない不登校の児童生徒の減少が期待されるでしょう。

参照:COCOLOプラン

①フリースクール

フリースクールとは、不登校の子どもたちの居場所で、NPO法人や民間企業などによって運営されています。学校復帰をサポートするスクールから、学校復帰を目標とせず社会的な自立を目指すスクールなど、さまざまな形態があります。

一般的に、学校のような授業ではなく、子どもの自主性に合わせた学習が行われるのが特徴です。学校以外の学びの場所として、フリースクールは重要な存在といえるでしょう。なぜなら、家族以外の人と関わりを持ち外の世界とつながって、お子さまの社会的な自立の道がひらけてくるからです。

②フリースクールについては下記の記事で詳しく解説しています。

フリースクールの問題点は?不登校児が後悔しないためにデメリットを調査!

②オンラインフリースクール

外に出て人と関わるのが苦手でも「勉強に追いつきたい」「家族以外の人とつながりたい」と思っているお子さまにはオンラインスクールがあります。

プロの学習アドバイザーが不登校のお子さまに寄り添って指導する体制が整っているスクールもあり、保護者様にとっても安心できるサポートではないでしょうか。

また、部活のように勉強以外の面も充実しているサービスもあるのが特徴で、同じ趣味を持つ仲間との交流を持てるでしょう。

オンラインフリースクールについては以下の記事で詳しく解説しています。

オンラインフリースクールおすすめ10選!新たな居場所を徹底解説

まとめ

ここまで、小学生が不登校になる原因と、親が理解しておきたい子どもの不安について解説しました。

  • 不登校小学生の割合
  • 小学校で不登校になる原因
  • 不登校の小学生の親ができること
  • 不登校の小学生への支援・サポート

小中学生の不登校の原因で最も多い「無気力・不安」は明確に言語化できるものではありません。言葉にできないモヤモヤした気持ちが、無気力な態度や不安として表れています。その不安に対して、保護者様ができることについてもお伝えしています。ぜひ参考にしてください。

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監修

サブスタ代表

森岡峻平

もりおか・しゅんぺい。株式会社lean earns代表取締役。学習アドバイザー、不登校カウンセラー。
2011年、家庭教師派遣事業を展開する教育系グループの営業責任者に就任し、3年間従事。2015年に教育ベンチャーを起業して以来、一貫して小・中学生向けICT教材の企画・開発に携わり、無学年式のオンライン学習教材「サブスタ」を開発。
また、昨今不登校生が増え続ける中、全国の通信制高校と連携し、サブスタを通じて出席扱い制度普及の活動を行っている。

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