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不登校でも留学できる?可能性を広げる選択肢のメリットとデメリット

不登校

2024/05/01

不登校は、決して悪いことではありません。むしろ、自分自身を見つめ直し成長する貴重な機会でもあります。留学は、そんな不登校の子どもたちにとって新たな可能性を広げる選択肢の1つとして考えられるでしょう。

しかし「学校へ行っていないのに留学できるの?」「留学で自信を取り戻せるの?」と疑問を持つ保護者様も多いのではないでしょうか。不登校のお子さまをそばで見守り続けてきた保護者様が、不安に思うのも無理はありません。

そこでこの記事では、不登校の子どもが留学するメリットとデメリットをくわしく解説します。また、不登校からの留学をサポートする機関も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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不登校の子どもが留学するメリット

不登校の子どもが留学するメリット

留学は、語学力の向上だけでなく自主性や積極性も身につけられます。海外の文化に触れると、今までの考え方が変わったり価値観が広がったりするでしょう。不登校のお子さまが、新しい環境で異文化体験をし、変わろうとする意識が芽生えるきっかけになるかもしれません。ここでは、不登校の子どもが留学する7つのメリットをお伝えします。

①新しい環境への適応

留学は、日本とは異なる文化のなかで生活していかなければなりません。観光を目的とする旅行とは異なり、留学先の地域の一員として生活します。今までの生活とは違う習慣に戸惑ったり、想像もつかない体験をしたりするでしょう。

不登校の子どもにとって、新しい環境への挑戦はハードルが高く感じるものです。しかし、適応力が鍛えられ、適応していくプロセスの体験は将来の社会生活において必ず役に立つ力でしょう。

②自立心の向上

新しい環境に入れば、今までと違うやり方に悩んだり不安になったりするものです。留学中は、いつも助けてくれる親御さんは近くにいません。自分で問題を解決して生活していかなければならないのです。

不登校の子どもは、自信を失い自立心が低い傾向にあります。しかし、留学の経験を通して、自分で問題解決する力がつけば「自分ならできる」という自己効力感を得られます。これは、不登校の克服だけではなく将来において必要不可欠な要素ではないでしょうか。

③コミュニケーション能力の向上

留学先では、異なる文化や価値観を持つ方とコミュニケーションをとって生活します。不登校の子どもたちのなかには、人間関係の構築が苦手な子もいるでしょう。しかし、言語が異なる国の方々と試行錯誤しながらの交流を通して、コミュニケーション能力は自然に身についていきます。

日本にいるときとはまったく異なる文化を体験できるのが留学です。自分の気持ちや意見をきちんと伝えなければならない場面が多いため、積極的にコミュニケーションをとって人間関係を築いていく力が養えます。

④多様性への理解

不登校の子どもは、自分の世界に閉じこもりがちです。しかし、留学の経験を通してさまざまな文化や価値観に触れる機会を持てば、多様性への理解も深まっていくでしょう。多様性への理解がなければ、グローバル化が進む現代社会において自分自身も理解を得られない状況になりかねません。

⑤語学力の向上

留学は、語学力を向上させる目的があります。不登校の子どもは、学校の授業に参加しないため英語を学ぶ機会がどうしても少なくなります。しかし、留学すれば日常的に英語を使うため、自然に語学力を向上させられるでしょう。日本で勉強するよりも、自然に英語が身につき進学や就職において有利なのはいうまでもありません。

⑥新しい人との出会い

留学中は、たくさんの出会いがあります。同じ時期に留学する仲間やホームステイ先の家族、学校のクラスメイトや先生など多くの方と関わります。留学中に出会った方々とは、帰国してからも交流が続くケースもあります。

留学を経験してさまざまな経験をしたり挑戦したりしていけば、新しい自分との出会いもあるでしょう

⑦将来の可能性を広げる

不登校の子どもは、将来への不安を多かれ少なかれ抱えているものです。しかし、留学中に語学力やコミュニケーション能力などが身につけば、自分に自信が持てるようになります。また、将来の選択肢が多くなれば前に進む意欲も大きくなるのではないでしょうか。これは、不登校の最終的な目標ともいえるかもしれません。

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不登校の子どもが留学するデメリット

不登校の子どもが留学するデメリット

不登校の子どもにとって、留学は大きな可能性を秘めた選択肢です。しかし、同時にいくつかのデメリットもあります。ここでは、不登校の子どもが留学するデメリットとそれぞれの対策についてくわしく説明します。

環境変化によるストレス

不登校の子どもにとって、新しい環境への適応は大きな課題です。慣れない言葉や文化、習慣が大きなストレスになるかもしれません。対策としては以下が挙げられます。

  • 子どもの英語力に合ったコースを選択する
  • 現地のサポート体制が充実しているプログラムを選択する
  • 定期的に家族と連絡を取れる状況を作っておく

お子さま本人の留学したい意思がなければ、新しい環境への適応はストレスになるでしょう。留学にチャレンジしたものの、ストレスが大きくなり挫折するケースも少なくありません。

人間関係を築く難しさ

不登校になった原因が人間関係によるものであったなら、留学先で新しい友達を作るのは難しい課題になるでしょう。過去の経験から、人との関わりに積極的になれない可能性があります。対策としては以下が挙げられます。

  • 不登校経験者が参加するプログラムを選ぶ
  • 日本人スタッフがいる学校を選ぶ
  • 少人数制の学校を選ぶなど孤立しない環境を作る

言葉の壁や文化の違いだけではなく、不登校の子どもにとっては人間関係の構築が困難になる場合があります

理想と現実のギャップ

いざ留学生活を始めると、環境変化によるストレスやコミュニケーションの難しさに直面する方も少なくはありません。期待していた留学生活と現実とのギャップに苦しむ可能性があります。理想の留学生活と現実との違いをできるだけ少なくするためには、以下の対策があります。

  • 留学前に留学生活のデメリットを理解しておく
  • 現実的な目標を設定しておく
  • 留学カウンセラーや現地スタッフのサポートを利用する

期待を膨らませて行動すると、多かれ少なかれ現実とのギャップを感じるものです。前もってデメリットを想定しておくのも大切かもしれません。

留学を成功させるための3つのポイント

留学を成功させるための3つのポイント

不登校の子どもの留学を成功させるためには、十分な事前準備と留学中に適切なサポートを受けられる環境を整えるのが重要です。ここからは、不登校のお子さまと保護者様が「留学してよかった!」と思うための大切なポイントをお伝えします。

①留学の目的を明確にする

留学の目的は、語学力アップや新しい経験、自信を取り戻したいなど不登校の子どもによってさまざまです。目的を明確にして、適切な留学先やプログラムを検討しましょう。

最終的に留学を判断するのはお子さま本人です。どんなに保護者様が背中を押しても、本人に意欲がなければ留学は難しいかもしれません。お子さまが自ら考え、保護者様としっかり話し合う時間を持つことが大切です。

②子どもにあったコースを選ぶ

留学には、2週間から数ヶ月程度の短期留学もあれば、1年以上の長期留学もあります。また、ホームステイにするのか寮生活を送るのかなどいくつかの選択肢があるので、お子さまと一緒に検討する必要があります。

安心して留学生活を送るためにも、カリキュラムや環境の比較をし、英語力や性格を考慮してお子さまにあったースを選択しましょう

③留学前にしっかり準備する

留学を成功させられるかどうかは、留学前の準備をどれだけしっかりできたかがポイントです。英語はもちろん、現地の文化や習慣についても出発前に学んでおくといいでしょう。留学に向けての不安や疑問は留学エージェントに相談できます。1人で抱え込まずに留学に関する疑問や不安が最小限になるように準備しておきましょう。

不登校からの留学をサポートする機関

不登校からの留学をサポートする機関

不登校から留学を検討するとき、不安や疑問を多く持つ保護者様は多いのではないでしょうか。不登校でも留学をスムーズに進められるように、サポート体制が整っている機関がいくつかあります。これらの機関には多くのプログラムが用意されていますので、ぜひ参考にしてください。

教育機関名特色・特徴ホームページ
海外教育研究所・小中高生に特化した留学専門会社・経験豊富なスタッフが在籍https://www.kaigaikyoiku.jp/purpose/support/
WSOセンター・中高生の留学をサポート・2,000名以上の不登校生をサポートした実績ありhttps://www.wso-centre.com/
ISS留学ライフ・小学生から社会人までさまざまな留学コースがある・親子留学の相談可能https://www.iss-ryugakulife.com/useful/16758.html
EF・不登校の子どもにカスタマイズできるプログラムが用意されているhttps://www.efjapan.co.jp/pg/futoukou-ryugaku/
ターニングポイント・発達障害・起立性調節障害の子どもたちへのサポートがあるhttps://tp-ryugaku.com/
OKC・オーストラリア・ニュージーランド留学に特化
・不登校生のための専任日本人スタッフが配置されている
https://www.koryu.co.jp/program/highschool/truancy.html

留学する国や学校のプログラム、サポート体制で費用は大きく変わります。資料を取り寄せたり説明会に参加したりして、お子さまと一緒に検討してください。

まとめ

留学は、不登校克服のための有効な手段の1つです。お子さまが自分自身を見つめ直し成長する貴重な機会になるでしょう。新しい環境に飛び込むことで語学力はもちろん、自立心を養ったり新しい価値観をもったり多くのメリットがあります

不登校のお子さまをそばで見守り続けてきた保護者様は、留学に不安を持つかもしれません。しかし、新しい環境に適応してさまざまな体験ができれば、お子さまはたくましく成長していくでしょう。

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森岡峻平

もりおか・しゅんぺい。株式会社lean earns代表取締役。学習アドバイザー、不登校カウンセラー。
2011年、家庭教師派遣事業を展開する教育系グループの営業責任者に就任し、3年間従事。2015年に教育ベンチャーを起業して以来、一貫して小・中学生向けICT教材の企画・開発に携わり、無学年式のオンライン学習教材「サブスタ」を開発。
また、昨今不登校生が増え続ける中、全国の通信制高校と連携し、サブスタを通じて出席扱い制度普及の活動を行っている。

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